小千谷上布を藍に染める
19:23:00
今日はまた一層暑さを増し、お昼はかなり気温が上がっていたようです
そんな暑さの中、涼しげな素材を持ってきてくれました
それがこの小千谷上布
一見して涼しげな表情。
(こちらはもう一度染めるそう)
もう一枚違う柄。
先日当店からお嫁入りした真っ白な小千谷上布が、ものの見事に藍染されました。実はこの藍染めは、賞などもとったことのあるかなり技術とセンスがある方が、ご自身のシャツのために染められた一枚。
せっかくなので染めの手法をいろいろと教えていただきました。
この染めの手法は、筒染めという手法だそうです。
絞りの一種なのですが、いわゆる括り糸などは使わず筒に縛り上げる手法。
全体はこんな感じ
せっかくなので染めの手法をいろいろと教えていただきました。
この染めの手法は、筒染めという手法だそうです。
絞りの一種なのですが、いわゆる括り糸などは使わず筒に縛り上げる手法。
かなり力のいる仕事で男性が力一杯縛って丁度いいくらいなのだそう。
是非次回は現場を見せていただきたいですね。
是非次回は現場を見せていただきたいですね。
これでシャツを作るというのですから何とも贅沢な話です
こんな素敵で涼しいシャツはどこのブランドを見てもないでしょう
最高のオシャレですね♪
それにしても糸がいい生地は染まりもいいようで
藍の発色がとても明るく上品に写っていました。
改めて糸と染めの関係を感じた1日でした。
藍はジャパンブルーというように、日本人にはとっても馴染みがある色。
そして愛着があり、なぜか落ち着きます。
文献には室町時代に伝わったとあるのですが、インドや東南アジアの秘境でも藍で染めているところを見ると、古代より染めの手法として古く、深く日本の生活にあったのではないでしょうか?
そんなことを想像させてくれる程、安らぎを与えてくれる色だと思います。
またシャツが出来た時に是非こちらで紹介したいと思います。
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