阿波しじらとは?そもそもしじらとは?

19:29:00


夏の生地として「しじら織り」
よく聞きますね。
少し凹凸があって、夏の寝具や衣類にもよく使われています。
最近ではニトリさんなんかでも「しじら」のシーツを見かけました。

で、しじらってなんとなくイメージができていますが、しじら織りとは一体どんなものなのか気になって専門家に聞いてみました。

その答えがこちら
「張力の異なる2種の経糸(たていと)、または太さの異なる2種の経糸、あるいは平組織と緯 畝(よこうね)組織を用いて縞状に織り、湯通しをして織物の表面に縮みや凸凹を表したもの」
だそう。
つまり、糸が湯通しすることで縮むことを利用して、凹凸をわざとつけた織物ってわけです。凹凸ができることで、そこに空気層ができ(建築でも生地でも糸でもこの空気層ってのが熱に対してはとっても重要なのです)夏に涼しくサラッと着れる生地。それが「しりら」ということらしいです。

そんな中でも特に産地として有名なのが阿波しじら。
藍で染めたあ糸を縞で織るのが特徴的
しかし、どの文献を見ても、「綿織り物」と書かれています。

そんな中、前回も書いた麻の阿波しじら。
ただでさえ涼しいといわれるしじらが麻で出来ています。
触り心地は抜群。

今日は猛暑猛暑を乗り切る涼しい生地の紹介でした。
ご興味ある方は是非気軽にお越しください。

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