シアトルの有名チョコレート屋さんの特殊棗作成2

19:48:00

さて、昨日ブログに載せたお棗。
この棗は丸杉が信頼する若手漆職人のサクラさんが作ってくれました。
彼女は輪島と香川で修行し、現在は名古屋城の修復にも携わる腕利きの職人さんです。
色々な経験があり、研究熱心なため本当に頼りになります。
先日漆の火鉢の修理をお願いしたのですが、これもとっても綺麗に仕上がっていました。
金継ぎなんかもできますので、「大切な器が割れてしまった」なんて際はお声掛け下さい。

さて、話がそれましたが、この棗はこのようにして出来上がりました。

ロゴは、錫と金を混ぜたものを蒔絵してあります。
シアトルの文化はハデではなく「実は・・・」という内面的な文化度の高いものが好きな気がしていて、蒔絵も少し抑えた表現をお願いしました。
だけど錫だけだと少し地味になりすぎる気がしたので(個人的にはかなり好きな表現ですが)少し金を足して角度によってキラキラして見える感じになっています。

実際の使用はいかがでしょうか?
お茶会がどんなだったか伺うのが楽しみです。

・・・ただ一つ。敢えてこちらに書かせていただきますと、残念ながらロゴを入れる際に少しミスがありました。それがわかる人はお茶人ですね。
帰り次第修正したいと思います。

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