ラオス養蚕 羽化の一部始終

22:32:00

本日やっと
ラオスよりベトナムホーチミンに移動。
日本への乗り継ぎが悪く12時間近く待ち時間。
なので一度入国。

1ヶ月以上自然の中にいると
大都会にきたように感じます。

さてさて
今回のラオス養蚕
紆余曲折ありましたが
最後に
カイコガ誕生の瞬間を
紹介。

繭の先端が濡れ始めます。
酵素を出して溶かすようです。
少し顔が見え始めました。
ちょっと昔のエイリアンの映画を思い出します。
一部外に出ました。
こうなると早いです。
ググッと
足や羽を動かしながら
胴体が現れます。
くねくねと体をよじり
最後はスポっ
という感じで抜けます
で休んで入る所に
(実際はフェロモンを出しオスを呼んでいます)
元気にオスが到着
バタバタ羽を羽ばたかせながら
動くのはいつもオス。
メスはでーんと構えています。
お尻を器用に曲げて
晴れてつがいとなりました。

仲睦まじく
寄り添うと
激しく動いていたオスの羽も
ほとんど動かなくなり
じっとします。

お蚕さんの成虫は
実は飛ぶことも
食べることも
飲むこともありません。

子孫を残すために成虫になるのです。
こういうと結構かわいそうだ
なんて声も聞こえるのですが、
実は子孫を残すためだけに
成虫になる虫は結構多いらしいです。

成虫になり
交配し
子孫を残せるということは
彼らの命が全うされたと言えるのだと思います。

ということで全ての工程を終え
ゲストハウスを出ると
牛の群れが!
隣の家の土地から
草を食べに侵入してきていました。

すっかり慣れていたのですが
パクセに来て
ホーチミンに来て
やっぱりすごい光景だと
思えて来ました。

そんな自然と一体のラオス南部より
ラオス養蚕日記でした。

最後にパクセの日本ラオス友好橋
に落ちる夕日。



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