日本はすっかり冬の到来で、とっても寒い日が続いていると聞いています。
ここラオスも強い風がふき、気温が下がり、連日15度前後まで明け方は冷え込んでいます。
そんな時、役に立つのが、この真綿。
真綿は首を「締める」と物騒な言葉になりますが、「温める」には最高!
しかも生の真綿。
使用方法はこの真綿を直接首に巻くだけ。
それだけで顔から上が赤くなってきます。
(あくまで室内利用なのでスタイルは気にせずに・・・)
しかも高いピーリング効果が得られるとも言われている真綿(繭)
直接巻くことで、ひょっとしたら首が綺麗になっていくかも!?
ちなみに、お蚕さんの卵の管理は予想外の寒さに戸惑いましたが、真綿に包むことでことなきを得ています。
保温効果バッチリで、22〜26度あたりをキープしてくれています。
日本の皆様も真綿で冬を乗り越えてみてはいかがでしょう?
年末帰国しますので、ご連絡いたただければご購入可能です。
ということで私も卵も真綿に助けられた今回のラオス滞在でした。
ありがとうお蚕さん。
再びウォンさんの引き出しが開きました
今回も農場内のツタから
笑顔と共に持ってきてのがこの実
親指ほどの小さな実です
「食べれる?」と聞くまでもなくもちろん食べれます
中はというと
このように種の周りに実がついたもので味はパッションフルーツのように酸味と甘味の混ざった味。しっかりと味があって美味しいです
「どこでとれたの?」
と聞くとやはり内の農場だと言う
早速拝見
これがその花
なんとすぐそこにありました
毎日同じ所を見ていても見ている景色が違うのでしょう
地面に沿ってツタがはっています
知らなければカットしてしまいそう
不思議な花と実
早速調べてみると
味も似ていたとおりパッションフラワーだそうで、真のパッションフルーツとか野生のパッションフルーツだとか言うものだそう。
ウォンさんが教えてくれるおかげで、改めて野生の力を感じることができました。
2日前から突風が吹き始めたと思ったら、
気温がみるみる下がってきました。
日本もすっかり寒い季節かと思いますが、ラオスも日の出前は12度まで下がっています。
昨年の同時期の最低気温が20度らしいので、異常に寒い感じです。
毛布やスエットが恋しいです。
スタッフとの挨拶も「サワディー(おはよう・こんにちは)」から「ナウナウ(寒い寒い)」に変わりました。
そんな寒波の中ですが、黄色かった卵はやがて茶色くなり、今は黒くなり無事に休眠卵になったので一安心。(なんとか寒波の前に産卵し休眠卵ができて助かりました)
・・・しかし、そこからの低温。今しばらく20度以上(できれば25度)をキープしたかったのですが、1日のうち半分ほど20度を下回る突然の寒波に少し心配になります。
暑さへの対策は十分色々と手はずを整えていたのですが、まさかこんなに寒くなるとは!
8月の大雨、10月の早い乾期の始まり、そして今回の寒波とやはり自然と向き合う仕事は一筋縄では行きません。
それでもきっと強い卵になると信じ、今は丁重にタオルや発泡、新聞紙と何重にも包んで保管中。
来年元気なお蚕さんとなって生まれてきますように。
パパイヤの種を植えて約5ヶ月
半年足らずなのにパパイヤはスクスク成長して、先日いよいよ小さな実をつけました
なんとも可愛らしい実ですが、その成長の早さに驚いています。手を加えず種を撒いただけでこんなに立派に成長するのですから南ラオスの土壌にあっているんでしょう。
ラオスの土壌にあっているといえばバジルもその一つ
先日蒔いた種が発芽しました
因みに種自体も食べるそうで、水に浸して白くなった状態のものを肉料理の調味料として使用するんだとか。
私も試してはみたのですが量も少ないせいか、特に味もなくといった感じ。次回はきちんとしたものをウォンに作ってもらいたいと思います
農場に生えている自生の蔦系の植物。
ほっておくとその辺一帯にできている蔦系の植物。
農場管理のオンとペッも何気なく雑草としてカットしていたのですが、
(おかげで今は少なくなっているのですが)
最長のウォンがこの蔦の使い方を教えてくれました。
実はこの蔦、なにやら寒天のように固まるそう。
「根っこを使うのかな?」
と思い「使い方を教えて!」と聞いたところ
早速その辺から蔦を切ってきました。
どうやら根っこではなく、この葉っぱの部分を使うそうです。
使い方はいたって簡単。
ここにほんの少し水を加え、
煮ることも蒸すこともせず、ただ揉むだけ。
そして揉み込んで出てきた汁にお好みの香草や塩などを混ぜるだけ。
これはウォンさんがくれたもの。
(作り方を教えてもらいながら自分で作業してたので写真なしですみません)
汁以外は食べずに捨てるので、
緑の部分は、菜っ葉と香草。これはミントとからし菜(多分)
そのまま食べても良いですが、
天日に干すと寒天のように固まって保存も効くんだとか。
なんとも不思議な植物とその使い方でした
まだまだウォンさん引き出しが多そうです。
ちなみにウォンさんは私が使うクミンなどのパウダー気に入ったようで、
この料理にクミンとターメリックパウダー混ぜてました。
ご飯のおともに、肉魚料理のソースとして使える美味しい料理ができました。