プカロンガンのバティックとジャガード織機に出会う2

10:59:00

非常に濃い毎日を過ごす中、伝えたいことや新しい発見が多く中々綴りきれない日々となっている。上手に伝えきれない自分の文才に嘆いていても仕方ないので相変わらず拙い文章で可能な限り伝わればと思い筆をとる・・・いや液晶画面を叩く。

さて、前回の続き。



工房では相変わらずガシャンガシャンと手機のジャガードがなっている


そんな工房見学の様子をプカロンガンのバティック職人が楽しそうに写真を撮っている。


この2人
一見陽気な2人だが仕事の事となると目つきが変わる。

中々いいコンビで、お互いに仕事熱心な雰囲気が話しぶりからも伝わってくる。仕事を楽しむ職人という感じ。


そんなコンビで何か・と棚に乗っている生地を何気なく手に取る。
この生地奥行きがあって綺麗だなぁと何気なく見ていたけど、「ん!?」
「まさか?」
「いや、やはりそうだ」
ジャガード生地の上に、その柄をなぞるようにバティックを入れている。

しかもそれが絶妙にマッチしているじゃないですか!
柏手ひとつ!パチン!
これだ!!
ちょっと見たこと無い生地に出会った瞬間。だから奥行きを感じたのか!これはまた面白い生地が出来そうだ。

何より嬉しかったのが、この2人の職人も作りたそうにしていた事。
仕事の楽しみを職人と私たち、そしてお客様が共有できる。それこそが理想の商品つくりなのだと思う。

さぁ予想以上にいい出会いがあったプカロンガンを後にして、今からまた別の産地ジョグジャに向かうとします。

今から6時間の移動にプカロンガンの田んぼが今度はサヨナラと見送ってくれる

こんな綺麗な景色を眺めながらなら近いものだと少し強がりながら、ジョグジャでの出会いに想いを馳せる。

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