桐生&群馬の旅日記 2 法師温泉の秘湯につかり疲れをとる

20:40:00


前回のコラムの終盤に、群馬は温泉が多い県であることはお伝えしました。そして、とってもおすすめな宿に泊まったとも。今回はそのおすすめな宿「法師温泉 長寿館」を紹介したいと思います。
宿も決めずに飛び出し、結局当日の昼過ぎに探し当てた法師温泉。車で1時間ちょっとかぁと思って車を走らせて行くと、ナビはどんどん山手へ誘導してくれます。道中は4月なのにまだ雪が残っているとっても奇麗な川がお迎えしてくれました。あぁいい景色だなぁと思わず写真をパシャリ。
雪解けの川辺が素敵に流れてます

もう宿に着く前から癒されます。それでもまだまだナビは山の上へと案内を続けてくれます。秘湯感たっぷり。
そしてたどり着いた法師温泉。流れる川の脇には丁度ふきのとうが芽を出し始めていました。今晩はこのふきのとうが食べれるんだ。と風情云々よりお腹に頭が回ってしまう現金な私。
敷地内にある川にはふきのとう(美味しそう)

宿の外観

木造の素敵な外観を楽しみながら早速中に入りチェックイン。すっと部屋に案内され、温泉が3つあることの説明を受ける。何しろ全く情報も無く来たのでまさか3つもあるとは・・・と思ったけれど顔には出さず早速温泉へ。3つの温泉はそれぞれ時間が決まっていて、男湯になるときと女湯になるときが決まっているのだそう。しかもそのうちの一つは混浴。・・混浴!?水着でも着て入るのかな?と尋ねてみると、混浴はほとんど女性が入ることは無いそうです。そのかわり毎日2時間は女性専用になるとのことなのでご安心を。
で、早速温泉なのですが、法師の湯・・・法師?どこかで聞いたなぁと思っているとやはり、弘法大師に関係しているそうで弘法大師巡錫の折の発見と伝えられ、法師乃湯と呼ばれてるそうです。温泉は「近年少なくなった自然湧出で、豊富な湯が浴槽の底から湧き有効成分が失われることなく人体に吸収されます。泉質は無色透明のカルシウム、ナトリウム硫酸塩泉(石膏泉)43℃で胃腸、火傷、動脈硬化等の諸病に適応」とのこと。
これが法師の湯 脱衣所はありますが、写真左の風呂内の棚で脱衣してもいいのだとか。
湯治場って感じがしますね。
玉城乃湯 外は露天で月を眺めながらは最高です



食事も地元の野菜を使った優しい料理とイノシシ鍋が出てとても美味しく頂きました。もちろんふきのとうも!
帰り際にどうぞと案内されたのが囲炉裏の部屋。さっと従業員がお茶を入れてくれました。鉄瓶から出すからなのか、風景と相まってなのか、とても美味しく頂きました。

と、突貫なのにとってもいい宿に泊まる事ができた今回の旅。ここは日本の原風景が残る数少ない場所かもしれません。すごく着物が似合う宿なので、次回は仕事ではなく、ゆっくりと着物旅行で来たいです。

ちなみにこの宿、映画「テルマエロマエ2」に登場しているそう。


部屋のベランダにて
地酒の水芭蕉と持ち込みワイン(飲食の持ち込みは禁止ですよ!)

こんな所でゆっくりお酒を飲めたらなぁ。今回は悲しいかな写真のみです。
次回は是非。着物でゆっくりと堪能してみせます!

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