タイの草木染めについて調べてみました

19:00:00

<2月の営業案内>
この場を借りて2月の営業案内を先に
2月20日〜22日まで東京展示などのためお休みです
19日(日)には恒例のら・そらさんの半日カフェ開催。
13:00〜16:00
お気軽にお越しください
<営業案内終わり>

さて気を取り直して、
今日は今回の東京で展示もされる
タイの草木染めについて少し。

前々回うかがった
タイで
草木染めについて有力な資料をいただいていました。
こんな感じ。
ところが
中を開いたら
ほとんどタイ語。
糸を張ったりして
覚書はしてみたものの・・・

そして現地で
これは「ボッ」
これは「クラン」
これは「マプー」
なんて聞いていましたが・・・

それが何なのか?

正直
分かりかねていました。
何となくそうかな?
程度で

何せどちらも専門用語。
英語すらわからない状況で、
しかも日本にあるかもわからない草木。

しかし思い立ち
少し調べてみました。
幸い葉っぱの写真と学術名が掲載されていたので
それに基づき調べると
完全ではないですが、今回丸杉にある色は大体わかってきました。

このとっても綺麗な黄色は
マプー
フクギ系の木の幹をつかっているそうです。
この目の覚めるようなピンク(マゼンタ?)
や薄いピンクも同じ染めだそうです。
地下水を使うとこの色
とか言っていたので
焙煎によっても違うのでしょう。
共にクランと呼ばれている植物。
クランはラックカイガラムシ。
コチニールと言ったほうが
皆様に馴染みあるでしょうか?

この素敵なねずみ色は
ボッ
これはとっても難しかったです。
そしてとっても明確ではありませんが、
おそらくマンゴーの一種ではないかと思われます。

とっても小さな実をつける
barking deer's mango
らしいです。
吠えた鹿のマンゴー
英語直訳
・・・
「どんなんじゃい」
と気になった方は調べてみてください。
結構いっぱい写真出てきます。

他にも、エンドウ豆の花や
ココナッツの皮など
色々と身近なもので染める
タイ イサーン地方の作り手たち。

2月末には新しい草木染めの着物ができてくると
言ってくれていたので
今から楽しみです。

果たして
どのようにできてくるのでしょうか?







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