タイとインドネシア巡りに想いを馳せる(さて、何をつくろうか?)

20:30:00

今日はお店の棚卸。
今まで仕入れた生地や作った帯・着物を眺めながら、時々東南アジアの風景を思い出す。
棚卸なのだから想いを馳せずにさっさとすればいいのですが、中々思い入れあるものもあったり、来月の考え(来月にまたインドネシアとタイにいくので)をまとめたりしながら、頭の中が寄り道するので棚卸自体は中々はかどりません。
例えばこの帯

個人的にはかなり気に入っている帯。タイのチェンライでChabaaさんが作ってくれた帯。暑い中店内で生地をあちこちしながら打ち合わせしたのを思い出します。斬新な色使いがとても綺麗で、普段使いのおしゃれな帯として他では見たことない帯だと思うのですが。今回はChabaaさんところには行けなさそうで残念です。
ところ変わってインドネシア。
こんな派手な船を作る漁師町にも足を運びました。
漁師の奥さんが帰りを待つ間に作られるバティック。
まさに海の町という感じ
大胆でおおらかな柄はまた新しいバティックに合わせてくれました。
色使いも大胆で柄はやはり海のヒトデや海藻、魚などがモチーフ。
家の土間(?)でお母さんがサササっと書き上げていたのが印象的でした。
日本ではあまり馴染みないインドラマユのバティック。
他にも
ベトナム刺繍をお願いしにいってスコールに打たれたり
ミャンマーの奥地で山の民のお茶を味わったり
伝統的な柄に元気つけられたり

パロン族の村で天女の生地に出会ったり
いく先々で様々な文化とそこで生み出される生地や素材、そして人にいつも関心させられてきました。

そしてなんといっても、愛すべきテキスタイルデザイナーRungcheewan(通称Tu-san)と、
バティック職人Aririとの出会いは言うまでもありません。

今までもなんども紹介してきましたが、丸杉が最も信頼する人たち。
といってもAririとは出会って2年ほど。
偶然の巡り合わせで素敵な出会いをいただくことができました。
もちろん今回もこの二人の元は訪れます。
オーダーしていたバティックがどのように仕上がっているのか楽しみと不安でドキドキします。

他にもまだまだ紹介しきれない程多くの人や生地と出会い、いろいろなことを感じさせてもらってきました。

そんな出会いに感謝しながら、また新しい出会いを求めて6月にはタイとインドネシアに行ってきます。
今回タイはイサーンなどの山の奥地、インドネシアはソロ・ジョグジャあたりにも行ってみたく思っています。
さぁどんな出会いがあるか今から楽しみです。
このブログを読んでくれた方、もしお勧めあれば是非教えてください。
ブログは極力毎日更新していくので、タイとインドネシアの様子はこちらでお楽しみください。



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