帯を使わない着方考察3とイカットの着物

18:42:00

以前からオススメしていた着心地いいイカット着物がいよいよ完成しました。

早速羽織ってもらう・・・

さささっと着て・・・

ジャーンと登場した姿はまたも見事に着崩された姿
先日からの色々考察が功を奏し、より一層着崩しがマッチ!
帽子からのコーディネートの上、まさかのコーヒーを持っての撮影
めちゃくちゃ似合っています。
これは何処の衣裳?
南国の香り漂う着物と着方となりました
そして同席したおきゃくさまがさらに思い切り
着物というより一つのファッションを楽しんで頂きました

さてせっかくなのでこの着物も説明させていただくと
これはイカットの着物。
イカットとはいわゆる絣(かすり)の総称です。
このイカットは綿の中でも細番手の上質な糸を使って織られた、光沢感と風通しのいいイカットで、早速惚れ込み購入したもの

普通に置いていたら、皆さん「絹ですか?」
と言われるほどの風合いですが、これは「綿」

もっと日本に紹介したい生地なのですがこの糸使いのイカットは残念ながらもう生産していないらしく、ラスト2ピースの内の一つです。
(イカット自体はまだまだ各地で生産していますので誤解されませんように)
おそらく高い糸を使っていたため販売が振るわず、糸の品質を下げてしまったのだと思います。それともそもそも糸自体が手に入らなくなったのか?
とにかく生産していないのはとっても残念です。


そんな絣。ラストワンピースです。
今日もお客様が大島?と尋ねられたラストイカット。
写真右手の黒がその生地。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。

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