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生地(日本)/浜松注染

浜松注染の工房見学

浜松といえば、うなぎ!ヤマハのピアノにオートバイ。名産一杯ありますが、別にウナギを食べに行った訳でも、ピアノを買いに行った訳でもありません。勿論餃子を食べにいったわけでもありません。 浜松といえば遠州。遠州木綿。 古くから木綿の産地として知られる浜松で、今回訪れたのは注染工場。オリジナルオーダーの浴衣を作ってもらいました。 私の勉強不足だったのですが、正直思っていたより手間暇かけて、まさに”職人の技”を見せてもらいました。 まずは糊をおく準備 何枚重ねても同じ位置になるように微妙な調整をしていきます。 ここでは今も伊勢型紙をつかって型をつくる徹底ぶり。 家一軒建つほど型紙を見せてもらいました。 そしてサッと糊を伏せます。 厚みが均一になるように。 染色中。こうやってしみ込ませていきます。 注いで染める。なるほど! これを染めてくれているのは日本でも3本の指に入ると言われる注染職人。 これをエアーで吸い込ませるのがまた微妙な感覚が必要なのだとか。 川から流れるように 「会長の代は川でやっていたそうです。」 と言いながら4代目が仕上げに糊を洗い流してくれました。 最後は圧巻の吊るし干 もはや芸術作品です! このように手間と暇をかけて職人の技で仕上げる浴衣。 「乾燥して出来上がってくるともっと奇麗な発色になりますよ。」と職人さん。 今でも十分奇麗なのに、と思うととっても楽しみです。 プリントの3000円の浴衣もいいでしょう。でもやっぱり私はこの浴衣がいいと思ってしまうのです。 それは、決して日本の伝統とか、手間ひまをかけたから、というのだけではなく、ただ、単純に”着心地がいい” この一言につきます。 顔料は私は上から蓋をしている様で通気がしにくくなってしまうイメージがあり中々なじめないのですが、注染で染上げた浴衣はとってもいい通気。 だから今回は特別に昔ながらの徳岡の木綿を使ってそめてもらっています。 12月の末には(・・・といいつつもう末ですが)ご覧にいれれると思いますのでお楽しみ下さい。 さぁ帰りは餃子でも食って・・・とおもいつつ微妙な時間だったので結局さわやかのハンバーグでした。 ...

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