丸杉が信頼するバティックの作り手たち
そんな彼・彼女たちを掲載した
オリジナルのバティック読本が完成しました。
先日も紹介したアミンのバティックも
ジョグジャのバユさんも
載ってます。
もちろんアリリも
とっても簡単ですが、素敵な作り手に敬意を表して
この本欲しい！
って方は一度丸杉まであ足をお運びください。
限定５０冊です。
ほぉ・・・
と多く感心と学びの息をついた
技術と感性の街プカロンガンもいよいよ終わり。
バティックバティックで来ていたインドネシアの旅とブログの手記も少し休息。
とってもいい収穫と共に笑顔でプカロンガンの駅に向かいます。
プカロンガンを出ればチレボンに戻り、
最後の目的地は初めての地ガルッ（ト）への旅が始まります。
電車を待つ間
プカロンガンの駅が
なんだか美しく
なんてことない風景なんですが
鉄骨風の木造建築
（日本では到底建てれそうにありません）
結構面白い組み方をしていて
本当に何気ないのですが
そして洗練されていないんですが
「構造の美しさ」
を感じながら、
丸杉が求めている素材の美しさと似ているなぁ
なんて感じていました
さてさて、少し横道に逸れましたが
明日からは新たな土地。
どんな出会いがあるか楽しみです！
サラマトパギィ！
昨日の強行移動
セントレアから６時間でタイ、３時間待って飛行機を乗り継ぎ
３時間かけてジャカルタ、
空港からバスで移動すること１時間
駅から電車で約４時間。
やっとチレボンに到着です
・・・・
改めて書いてみてびっくり
（ただし今度のインドネシアツアーはこんなに過酷では無いことを強く強調します！）
雨季と聞いていたのですが、タイミングよく雨に打たれなかったのが幸い。
そして、思ったより暑くなく、おかげさまで
ぐっすりと眠りにつきました。
相変わらずのチレボンの風景に心をやすめ
いよいよアリリとの打ち合わせに挑みます。
先日オーダーした帯がどのように出来ているか、毎度不安と期待にかられます。
さぁ、今回のインドネシア紀行どんな旅になるか楽しみです。
インドネシアの最後にバティックエキシビションを見学
主にジョグジャを中心としたバティックの歴史や生地が陳列
今後のオーダー様に少し勉強を
幾何学バティックは使いやすく着物にも出来そう
意外に少ない来場者のおかげでゆっくり見学
一通りみましたがバティック柄は着物にも良さそうで
でもやっぱり少し癖が強くて
オリジナルの着物デザインにはまだ少し経験がいりそうです
中にはこんな綺麗な両面の絣も
値段は上等な着物が買えるくらい
でもこれだけの技術が可能なんだとわかっただけでも収穫です
そんなエキシビションの勉強を終えて一路ジョグジャからバンコクへ
朝の６時発の飛行機でジャカルタへ
ジャカルタの空港はドンドン大きくなっていて以前は簡単に国内線から国際線へ乗り継げたのに今回はシャトルバスで大周り
飛行機を出てからなんだかんだで約一時間弱
それでもジャカルタで四時間待ち
流石に早い便で来すぎたか！
それでも無事にタイに到着です
明日からいよいよイサーン地方へ突入です
(イサーンとはタイの東北地方)
クメール王朝の影響を受けた南イサーン、ラオス民族の影響を受けた北イサーン
(前回のパクトンチャイは南イサーンにあたります)
今回は発北イサーンということで今から楽しみ
縦横ともイエローコクーンの手引き手織り天然染料のシルクやコットン
帯に着物にどんなのができるでしょうか？
翌日も６時発
早寝早起きです
実は前々から気になっていた素材
それが銅の打ち出し。
こんなやつです。
以前バリで茶箱用の茶杓と茶杓入れをオーダーしたときもそのお母さんがジャワで作ってるんだと言っていた。
それからジャワ島に来るたびに、そしてホテルやレストランで銅の打ち出しを見るたびに、ジャワ島のどこなんだろうなぁとずっと気になっていました。
ホテルでいい感じの銅の打ち出しを見るたびに、スタッフにも一応聞いてみるのですが、やっぱり知りませんよね。今回もホテルで発見して聞いてみたのですがやっぱり答えはSorry.
まぁ特に何かを作りたいとか目的もないし、ただなんとなく気になっていた（単に個人的に好きな表情なだけ）ので今回もパスかなぁとぺらぺらっとホテルにある本を見てみたら・・・
なんと載っていた。
しかもセントラルジャワ。ジョグジャの近く（といっても車で３時間くらい）
別に特な目的があるわけではないのですが、後学のため、そして何か発見できるかもしれないという淡い期待を胸に出かけることにしました。
出かけるといっても現地ではさすがに英語は通じないだろうし、作っている村なだけで一体どこに行ったらいいのかもわからない。
それでも行ってみる。なんとかインターネットでそれらしい情報を探り当て、
本当に手探りですがまぁ何とかなるでしょう。
たまたま前日お願いしたタクシーの運転手が英語も少し話せるし、1日お願いしてもそんなに高い値段ではなかったし、これは運が向いてきた。
早速タクシーのおっちゃんに電話。。。が通じずにホテルの人にお願い。
オッケーだそう。
「明日の朝１０時に迎えにくるので待っててください。」
で翌日。部屋にコールが鳴りタクシーが来たと知らせてくれた。
意気揚々とロビーに出かけると
「あれ？ドライバー昨日の人と違う！しかも英語ほとんど話せない！！」
一瞬ショックを感じながら、まぁ仕方ないか。
どーしてそうなったかわからないけど行くしかない。
ということで銅の打ち出しの村Boyolariへ出発進行！
ジャカルタは雨季。
急に降り出した怒涛の雨に気圧されながらも
バユさんのアトリエに到着
アトリエの庭の椅子もなんだか申し訳なさそうに並んでいます。
しかしそんな大雨の中来たかいがありました。
前回（確か６月くらい？）にオーダーしたバティック着物が完成していたのです！
結構難しい（細かい）レイアウトに関わらずきちんとできていました。
素晴らしいですね。
バユさんは日本にもいたことがあり、そのあたりの感覚をしっかり持ってくれているので安心です。ただ、島出身者ならではの「いいよいいよ」「大丈夫」「わかったよ」的な軽い了承もあるので、ちょっと心配だったりするのですが、今回は大丈夫だったみたいです。
そう、バユさんはジョグジャ出身ではないのです。奥さまがジョグジャ出身。なんでバユさんは形にとらわれない自由な発想ができ、奥様にも刺激があり、伝統と革新の融合ができているんだと感じます。
せっかくなので色違いや柄違いを再オーダー
帯もちょっとオーダーしてきました。
６月のツアーは楽しみにしていますね。
さて昨日泊まったあのホテル
コーヒー農園もあると記載しましたが、そのコーヒー農園を少し紹介します
宿泊者は朝からコーヒー農園を案内してくれます
チャンティク(かわいい)なスタッフが丁寧な英語で一つずつ解説
コーヒーについてもちょっと詳しくなります
この右側の葉っぱがロブスターと呼ばれる豆の葉っぱ。
左がエクストラ？
もっと小さいアラビカは良く聞く名前でしょうか？
この地域は海抜７００mだとかで、気候としてはロブスターが一番適しているとのこと。
あっさりして飲みやすかった印象です。
（ただローストが深入りなのでもっと味は試すと面白いかな？大味です。）
農園では色々な種類を配合したりしながらより良いコーヒー作りをしています。
その場でコーヒー豆をもぎったりも
初めて豆をそのまま食べましたが、ちょっと酸っぱい様な
決してそのままでは美味しいものではありません。
この味も種類によって全然違うんだとか。
豆は天日干し
ちょっとした休憩スペースも
ここでは煎ったコーヒー豆そのものがたべれます。
とっても苦いのでパームシュガー（椰子の砂糖）と共にご堪能あれ。
とりあえずローストした後の豆より白い豆を日本でローストしてみたいのでサンプルで購入。
帰国後の丸杉では（いつになるかわかりませんが）お楽しみいただけるとおもいます。
種類はロブスター。
６月のツアーでもこのコーヒープランテーションを楽しめますのでご興味ある方は是非。
では今からまた職人巡りに精をだすとします。
ここはおすすめしたい！
そう思えるホテルに出会うことはそうそうない。
（もちろん高いお金を払えばあるのかもしれないし、安ホテルを渡り歩くのでないだけかもしれない。）
なのでこのブログでも滅多にホテルの情報を書くことはない。
だけど今回はここならば！と思えるホテルに出会った。
ジェパラを後にした私たちはホテルのあてもなく取り敢えずジョグジャに向かった。
するとワワンさんが急に
「ここにコーヒー農園があるんだ」
と言ってきた。
「あ、うん。そう。それはいいね」
（実はこの時はまだあまり興味はなかった。でも帰国後お店で紹介するのにコーヒーを試すのもいいか・・・・）
「ちょっとトライできますか？」
「コーヒー農園にホテルもあってナイスビューだよ」
「ん？まぁよくわからないけど時間もあるし寄ってみましょう」
で到着
え？
いいじゃん！
（後で分かったのですが、ホテルも決めずにジョグジャに向かおうとする無謀さにワワンさんは心配でここをおすすめしてくれたんだとか。ありがとうワワンさん！最初流し気味でゴメンなさい）
（後で分かったのですが、ホテルも決めずにジョグジャに向かおうとする無謀さにワワンさんは心配でここをおすすめしてくれたんだとか。ありがとうワワンさん！最初流し気味でゴメンなさい）
（これはレセプション）
コーヒー飲んでみる？
（これは庭）
いや泊まってみる？
いつもなら泊まる事はなくコーヒーだけで終わるのですが、実は来年６月に「アリリちゃんやバユさんと着物で出会うジャカルタツアー」を企画中。
その時に使えるホテルをさがしていたのでちょうどいいじゃん！となったわけです。
決してラグジュアリーではないし、いわゆるリゾートホテルでもない。
広い敷地にコーヒー農園
や自家製キノコ、見える山の風景、
風の通る空間。人当たりのいいスタッフ
多すぎない人。どれもが気に入る要素たっぷり。
静かにゆったり本でも読みながら過ごすには最適なホテルです。
このホテルならゆったりと着物で過ごしてもらえるかな？
とってもいいホテルが見つかりました。
朝ごはんはプールサイドで
ジャムという薬草ドリンクも出してくれます
ツアーが気になるかたは気軽にコンタクトしてください。
一緒にインドネシアにいきましょう！
最後にホテルからの素敵な眺めでまた明日
今まで中々手を出せ無かったイカットをとうとうオーダーする事に
バティックの様な染物に対しイカットの様な織物はとってもオーダーが難しい・・・
取り敢えず今回巡った中で小ロットでやってくれる家族経営の工房に戻ってオーダーを開始
このママがボス
庭先で糸を巻くおばあちゃん
まさかのバイクが入る機織り場は初体験！
中では力仕事の手織りを男の人がガシャンガシャンと織っている
こんな工房。
小さいながらも(小さいからかな？)真剣に打ち合わせに望んでくれた。
化学染料でオーダーしてきたんですが、ゆくゆくは天然染料をと思っています。
最後にみんなでタピオカを食べて一安心
タピオカって丸いゼリーみたいな粒じゃないですよ
芋を揚げた感じ
こっちではシンコンというそうです
バティックの様な染物に対しイカットの様な織物はとってもオーダーが難しい・・・
取り敢えず今回巡った中で小ロットでやってくれる家族経営の工房に戻ってオーダーを開始
このママがボス
庭先で糸を巻くおばあちゃん
まさかのバイクが入る機織り場は初体験！
中では力仕事の手織りを男の人がガシャンガシャンと織っている
こんな工房。
小さいながらも(小さいからかな？)真剣に打ち合わせに望んでくれた。
これでいけると思ったのですが何やらこの配置ではできない様で
なぜ？
といってもイマイチ理解ができない
斜めの配置じゃないと言っているようですがやはり理解が難しい
きっと工程で色々と制約が出来てくるんだと思う
まだまだ未知のところはありますが、まずは作り手の出来る範囲で
今回は取り敢えずサンプル着物を1着分化学染料でオーダーしてきたんですが、ゆくゆくは天然染料をと思っています。
最後にみんなでタピオカを食べて一安心
タピオカって丸いゼリーみたいな粒じゃないですよ
芋を揚げた感じ
こっちではシンコンというそうです
