先日孵化したばかりだと思っていたお蚕さん。 日に日によく食べるようになり、 ぷくぷくに順調に太っています。 ところが数日前、最大限の食欲を見せたと思うと、ある日を界に食べる量は少なくなり始めました。体は徐々に小さくなって行き、さらに黄色くすけ始めました。 いよいよ準備万端 繭作りの開始の合図です。 場所を蔟(まぶし)に移してあげると、ウロウロと居心地のいい場所を探し始めます。 「ここはどうか?」 と糸を一箇所につけると、グッと体を逸らし、他方へも。 足場となる糸を作り始めたのです。 場所が決まると本格的に繭を作り始めます。 糸を吐いたぶん体を小さくし 少しづつ繭を作る。 少しづつ少しづつ。 頭を八の字に動かしながら、少しづつ少しづつ 1日が経過すると、いよいよ繭らしく形が整い始めました。 でもまだ若干すけていて、写真ではわかりにくいですが、中では頭を動かし続けているのが見えます。 ここから2日3日と吐き続け、お蚕さんは蛹へ蛹化して行きます。 雨期の開始に、勢いづいた綺麗な桑ばかりを食べたお蚕さん 一体どんな繭になってくれるのでしょう。 薬も肥料も使わない、自然農園の桑で育った繭が、みなさんの体の役に立ってくれればと願います。 ...
ガランガル(タイ名:カー) 基本は根っこ(地下茎)の部分を料理に使います。 トムヤンクンとかのスープに入っている硬い木のようなものがそれ。 なかなか癖の強い味になるので、日本ではあまり使う人を見かけませんね。 が、今回はその地下茎ではなく花の話。 ウォンさん曰く花も美味しいとのことで、花をいただきました。 ガランガルの花の味は? そのまま生で食べることもできるガランガルの花。 食べてみると、まずフレッシュなウコンを上品にしたような香りが広がります。 そのあと、ピリッとした辛味が舌を刺激。 唐辛子の痛辛い感じとは違い、生姜のようなわさびのような辛さ。 そのままだと日本人には少しきついからさかもしれません。 で、料理方法を聞いたら、この辺りでは蒸して食べるのが一般的らしいです。 早速蒸して見ました。 (一緒に蒸しているのは芋の新芽。たまたま一緒に蒸しただけで組み合わせではありません) 辛味が緩和され、なかなか食べやすい感じになります。 特にカオニャオ(ラオもち米)と一緒に食べるとピリッとした刺激と香りがコメにマッチします。 ガランガルフラワーのペペロンチーノ風 ガランガルフラワーに限らずハーブ系は油との相性がいいようで、ココナッツオイルに花を入れて少し熱したら、結構美味しい油ができました。 なのでこれはペペロンチーノを作ったら美味しいんじゃないか?と挑戦です。 イメージは唐辛子の代わりにガランガルフラワーといった感じ。 材料はガランガルの花、玉ねぎ、ニンニク、そしてコメ麺。あとは塩胡椒、オリーブオイル。 コメ麺なので全然パスタ感は出ませんが、こちらにあるもので挑戦して見ます。 オリーブオイルに火をかけニンニク、ガランガルフラワーの香りを移したら、玉ねぎをしんなりさせて茹でた麺を投入するだけ。 面白いのは油に花の緑が移るってこと。なので麺も白から薄緑になってとっても綺麗。 お味は?というと、 やはり上品な香りと、ピリッとする辛さが特徴的。 かなり上品な味に仕上がります。 麺が麺なのとオリーブオイルがオリーブオイルなので、と言い訳しつつ、 きちんとした材料で上手な人が作ったら、かなり美味しい料理ができるんじゃないかな? と可能性のある味になりました。 ガランガルは食べれる森にも移植してあるし、今後が楽しみな食材です。 乾燥フラワーでも結構美味しいので、何かアレンジできるといいなぁ。 ...
私は全く詳しくなく知りませんでしたが、昨日(6月20日)は特別な日らしいですね。 『天赦日』と『一粒万倍日』が重なる日だとか 『天赦日』とは、「天がすべての罪を許す」といわれる最上級の吉日で、さらに、『一粒万倍日』は1つのことが万倍にもなるという日。らしいです。 さらに今夜(6月21日)は蟹座新月で夕方には金環日食が見えるのだとか。 そんな日の夕暮れ時は私も見た事のない黄色い空でした。 黄金に輝く空は一つのことが終わりを継げるようにも感じ 新しい何かが始まる予感がします。 念のために言っておくと加工していません。 もちろんレンズにもフィルターをかけてません。 純粋にいつものカメラで撮影しただけ。 もう少し南にカメラを向けてもこの通り。 空全体が赤く、黄色く、輝いて見えました。 私は暦や星を見ることはできませんが、ラオスの空が自然の周期を教えてくれているよう。 そして今朝から新しいことをスタートする事になりました! 何かを始める日。 知らなくとも体が自然の周期で何かを始めたがっているのかもしれません。 ...
久しぶりに食べれる森の経過観測。 本日も空が綺麗です。 野菜やハーブを植えてみた 実は少しづつ玉ねぎにニンニク・生姜やトマトにパクチー、かぼちゃ・トウモロコシなどなど野菜やハーブを植えていました。 基本的に若干草を刈る以外手入れはなく、雨に合わせて植えただけ。 玉ねぎは少しづつ芽が出始めて来ました。トウモロコシも元気一杯育っています。 土作りもしていないので、最後まで成長するかは不明ですが、そのまま経過を観測して見たいと思います。 最も簡単な一つと思われたディルやパクチーなどのハーブを混在させて撒いたところ、翌日には穴ぼこいっぱいできてました。 今ここではまだ場ができていないので、虫が異物として捉えたのでしょうか? それでも一部は芽が出てくれると信じて待つとします。 ポットで苗作りも開始 ある日、少数民族の市場でドリアン発見! 匂いが苦手な人も多いですが、個人的には結構好きなフルーツ。 かなりの栄養価があるのか、私は1回につき一粒で満足の味がします。 カオニャオと一緒に食べても美味しいんですよ! ということで種取り用に(と言い訳して)一つ買ってみました。 美味しくいただいたのち、早速ポットへ移植 わずか3日ほどでモリッと芽が出て来ました! 味も味、香りも香りなら、芽もなかなか独特のフォーム! ズボッと上に伸びて土に戻るスタイルらしいです。 他にもマンゴーやアボカドの種もポット中。マンゴーもアボカドも食べたものから種を取り出してみました。 で、マンゴーの種をポットに入れようとしてウォンに相談したら、そのままでは腐ってしまうとのこと。 どうするの?と聞くと、 「殻を割るんだ!」 と割ってくれました。 こちらが衝撃のマンゴーの種の中身。ハマグリみたい。 右側の白いところが根っこになるそうで、それを下に向けて土に入れるんだそうです。 勉強なります。 ...
大雨が続いた後、急にぱったり止んだ雨。 しばらく心配していたのですが、ここのところ毎日降るようになり、いよいよ雨期と言った感じになって来ました。例年より少し遅く、量も少ない感じではあります。 それでも、いよいよ待ちに待った米つくりができる環境が整いました。 二本の竹で上手に穴を開けていくトォさん 穴の間隔は40cm 歩くペースに合わせてサクサクと。 簡単そうに見えますが、竹が結構重くやってみるとなかなか大変! (マイシャンファイトいう種類のこの竹は日本のそれとは違い空洞がほぼなく肉厚で重い) 歩きながらサクサクと刺し続けるには、かなりの筋肉が必要な作業。 穴が空いたら、竹の筒に入れたカオニャオカオハイ(もち米の陸稲)を植えていきます。 一つの穴につきだいたい10粒前後・・・とはいうもののそう上手に10粒入れれるはずもなく、かなりバラついた感じです。 こんな感じで穴に入れたら、足か竹の筒の先で土を入れるだけ。 あとは雨が育ててくれます。 明後日には芽が出るそうですので楽しみ! 今年はかなりの面積を植えたので1トン以上の米ができそうです。 植えた場所は桑の挿し木の間。 ここに稲がなり、これを刈ることで、乾季の間の桑のマルチにならないか?という実験も兼ねてます。 さぁ無事に穂がつくでしょうか? あとは自然に任せるのみです。 ちなみにこの陸稲は岩場の多い土地でも育つそうで こんな感じの岩場の間にも植えています。 ...
人が生きていく上で、絶対に必要なもっとも重要なもの。 それが水。 逆に飲み水が作れればどこでもなんとか生きていけるんじゃないでしょうか。 ラオスの飲み水の現状は、 ・井戸水を沸かして飲む ・工場でフィルターされた水を買う ・ペットボトルの水を買う おおよそこんな感じです。 井戸水を沸かすだけではさすがに不安だし、 工場でフィルターされた水も一体どんな水かわからない。(無くなっても配達を待たなければいけない) ペットボトルはペットボトルゴミが一杯になってしまう。 そんなわけで、これまでずっと飲み水に困っていました。 日本でもそんなことは無いとは思いながらも、蛇口を捻っても水が出ないことになるかもしれない。 いざという時の備えも含めて、綺麗な水作りに挑戦です。 水の浄化は微生物にお任せします 水を綺麗にするにあたり、ほとんどの人はフィルターを通して塩素殺菌を想像すると思います。 しかしここはラオス。 フィルター交換どうするの? 汚れたフィルターはどこへいくの? 塩素で殺菌したら水が死んでしまうじゃないの? 体への害は? 土への害は? 考え出したら、フィルターも塩素もどうしても使えなくなってしまいました。 今までは炭・石・砂の濾過の上、コーヒーフィルター(すみませんこれくらいのフィルターは勘弁してください)を通し煮沸して使ってましたが、あくまで応急処置。いつか何かを加えない循環する浄水システムを作りたいと思いつつ、そんな方法に巡り合えてませんでした。 ところが先日とうとう面白そうな浄水方法に(ネット上で)出会いました。 考案した方は、信州大学の中本信忠名誉教授。 アフリカやアジアなど水を必要としている世界各国の地域で綺麗な水を作った実績もあるそうです。 それがこれ。緩速濾過装置と言うらしい。 簡単に言うと、 1.石で濾過して大きな汚れを取り除き、 2.微生物が水の中の汚れや細菌を食べると言うもの。 いわば自然の飲み水である澤の水と同じシステムを作っているだけなんだそうです。 ちなみに昔からある浄水方法ではあるそうなんですが、特徴はそのメカニズムに微生物が重要であると判明したこと。 急速濾過と緩速ろ過装置の違い 急速濾過はフィルターを使った浄水システム。使う時だけ水が流れるのでそこに微生物が生まれません。細菌の除去が完全にできず、塩素殺菌か煮沸消毒が必要。 それに対して、この緩速濾過装置は、常に水が溜まっていて流れる状態にあることで、生物層ができ、微生物が水を綺麗にしてくれると言う仕組み。名古屋の上水もこのシステムの大きなものらしいです。 手作り浄水システム作成開始 用意したのはバケツと塩ビパイプ、ペットボトルのみ あーしてこーしてどーして ボンドが乾くのを待って、二日かけてできました。 コストはなんと2500円程度。 水の経路はこの通り ① 地下から上がって来た水は、左上の石を敷き詰めたタンクにたまります。(一応ここにも微生物が生まれるようにしています。水が最大限貯まるより2cmほど多く石を搭載しています) これは水の汚れ具合で2段3段と増やすそうですが、とりあえず1段で様子見します。 ② 真ん中のバケツには砂が8割ほど入っています。水は砂の上部より5cmくらい高いところまで貯まる設計。 これが生物層。 ③ 生物層を通過した水が少しづつ右の貯水槽に貯まるシステム。 ④ 蛇口を捻ったら綺麗な水が出ます。 ⑤ 常に水が流れる状態ですので、最後の貯水槽の裏側には水が溢れるように設計(←溢れた水は苗作り・畑作りに利用します) (写真:生物層のバケツ。出来立ての写真なのでまだ藻はいませんが、この高さまで砂が入っています。) とりあえず装置はできたのですが、すぐには微生物が暮らさないので、しばらくは使えません。 水は少し流したままにしておいて、1週間後。 少し生物層に藻がはり始めました。 試しに飲んでみましたが、心なしか美味しく感じます。 そして、今まで水を放置していたら緑くさくなってしまっていたのが、そのままの水でいます。石灰のざらつきも感じなくなりました。 これからも水の変化を観察したいと思いますが、ひとまずは成功したようです。 ちなみに水はずっと微量ですが流しっぱなしになるので、その水滴が落ちるところに水が好きな食べれる草を植えてみました。 今のところ無事元気に育ち始めています。...
雨期が始まり、桑も元気に育ち始めたのでいよいよ養蚕開始します。 私たちの養蚕は卵を自社で交配しているのでまずは孵化させるところから始まります。 卵の管理は養蚕において、もっとも大事な工程の一つです。 (孵化させることを、特に催青(さいせい)と言います) 卵はご覧の通りとても小さなものなんです。 大きさはゴマ粒くらい。 数は一つの母蛾からは400粒! 催青と養蚕農家 実はほとんど全ての養蚕農家さんは催青済みの卵か稚蚕を買って養蚕するので、この工程を知る農家はほとんどいません。野菜農家が自家採種せずに種や苗を買って育てるのに似ています。実はこれ、養蚕業が日本の一大産業だった時代に法律で自家採種が禁止になったためなんです。今は養蚕業の衰退とともにその法律も撤廃されましたが、名残で自家採種することはほぼなくなりました。 ということで普通は養蚕農家がやらない催青ですが、私たちは自社で卵を管理しているので、卵の温度管理から始まります。ここを丁寧に管理してあげると孵化が開始します。 約7日間経過して卵が薄くなってきたら一安心。いよいよの合図です。 でもまだ気を抜かず、そこから暗闇で3日間。 そろそろだろうと朝から光を当ててあげると、一気に孵化開始!・・・ してくれてヨカっタァ。 無事に生まれてきてくれました! なんどやっても生まれるまではドキドキします。 (今回ちょっとばらつきが大きいですが徐々に生まれてきてくれたので一安心です。) 小さい小さいお蚕さんの赤ちゃん(毛蚕(けご)と言います)。 卵がゴマ粒くらいなので、孵化したばかりの毛蚕はこんな大きさ。 ご覧の通り、シャーペンの芯(多分0.5)ほどの太さです。 給桑開始 早速餌である桑を与えてあげます。 桑は薬も農薬も肥料も与えない、耕すことすらしないで作った自然に近い不耕起の桑。 雨期とともに青々と元気いっぱいの桑。 体のサイズにカットしてあげると、 食べてます。食べてます。 美味しい美味しいと食べてます。 キャベツだったら虫食いだって返されそうなくらい食べてます。 一日経つと覆われていた毛が何処へやら。 早くも少しお兄さんに。 毛がないのでこの頃のお蚕さんは稚蚕(ちさん)と呼ばれます。 さらに翌日。 日に日に大きくなるお蚕さん。 食べ方も表面を食べるだけでなく、端から思い切って食べていきます。 もりもり食べる様子を観察するのはいつ見ても癒されますね。 順調に育っていれば、明日は昼ごろから眠という脱皮の準備に入るので、一日食べずに過ごすはず。無事に眠に入ってくれるでしょうか。 稚蚕のうちは特に弱いので、目が離せません。 しばらくは慎重な作業が続きそうです。 ということで、綺麗な繭を作ってくれるように愛を込めた命の養蚕が無事スタートしましたが、本日は此処まで。これから1ヶ月時々養蚕の様子を更新していきたいと思います。 ...
「パイナップルとガランガルを作っている家族がいる。」 そんな話をウォンから聞いたので、早速会いに行ってきました。 森のパイナップルにご対面 農場からバイクで20分ほど。メイン道路から奥に入った村にやってきました。 早速パイナップルを作っている家族に話をして、農場まで案内してもらうことに。 この辺はオンちゃんが地元の顔で話してくれるのでとても助かります。 ところが農場まで道は悪路も悪路。 アドベンチャーとして成立するんじゃないか? と言うデコボコ道。 ギアを一速に変えて、悪路を慎重に乗り越える。 目に入ったのは5mほどの水たまり! 浅い水たまりであってくれとの願いが聞き入れられ、足が濡れることなくなんとか無事クリア。 ホッと一息ついたところで シンボリックな高い木が目に入る。 前を走るバイクのエンジン音が止まる。 どうやらやら森の農場についたようだ。 ついたはいいけどパイナップルが見当たらない。 こんなところでパイナップル? どこにあるんだ? と思っていたら突然目の前に現れた。 「あ!あった!」 目につかないのも無理はない。 この家族は密植せずに他の植物の間にポツンポツンと植えているんです。 引きで見るとこんな感じ。 少なくとも写真の範囲に他のパイナップルは見当たらない。 この密植しない感じ、自然のままの大地で作っていている感じがなんとも美味しそう。 だけど私が欲しいのは実ではなく、こっちの方。 「食べれる森」に植えるための房。 お願いすると慣れた手つきでサササっと50房。 一瞬で袋一杯に。 一方ガランガルの方はと言うと、ちょうど綺麗に花が咲いているところ。 ガランガルは地下茎はもちろん、ピリリと辛い花が何か美味しい利用ができるんじゃないかなぁと思っているので、迷わずこちらもいただくことに。 どうやってもらうかと言うと、 ヨイセッっとテコの原理で地中茎をバキバキっとやって ゴロンって塊を出して これくらいの大きさに分けて植えるだけ 「何キロ欲しいの?」って聞かれたけど、何キロって言われても分からんし、とりあえず袋いっぱい頂くことになりました。 結局パインとガランガルのふた袋で50kgほど。 ちなみに他にもパパイヤと黒生姜も作っているそうなんですが、来月にならないと分けれるほど育っていないと言うことで、これは来月に持ち越しです。 食べれる森に植樹開始 と言うことで無事に戻ってまいりました。 パイナップルもガランガルも乾季を乗り越えて、毎年植える必要がないと言うのがいいところ。 食べれる森のコンセプトにぴったり! 早速、先日植えた木々の間に4ー5m間隔でパインーガランガルと交互に植えつけて行きます 難しいことは考えない 土も改良しない。 大きくなるまでは若干下草を刈ってあげますが、あとは手入れなしです。 パインもこんな感じ この方法だと1年〜1年半で実がつくらしいのですが、本当でしょうか?(前回の頭をカットして植えたのは3年はかかるよ〜ってことでした) あとはまたあの雨を待つばかりです。 激しい雨が連続で続いていたのですが、ここ数日はまたぱったり雨が止んでしまってます。 暴風雨でいいので早くまた雨がやってきて欲しいものです。 ちなみにもちろんもらったのは房だけでなく実の方も。 いつ食べようかなぁ 実るのも食べるのも楽しみです。 農園から皆様にも美味しいパイナップルが届けれるように、自然にお願いしたいと思います。 ...
いよいよ蚕室が完成しました。 草葺屋根の蚕室は風が通り、適度に放熱するので暑い日でも涼しさを感じるほど。 スレートの屋根と違い、土地にもマッチして農園にぴったり。 そんなある朝、スコールが完成を祝うように綺麗な風景をプレゼントしてくれました。 不思議な虹がかかり 桑が青く輝き、 空が澄み、 朝日が綺麗に照らしてくれます。 思わずカメラを手に取った朝の6時。 いよいよ養蚕がスタートします 夕方にはこの表情。 一日の始まりには元気をくれて 終わりには癒してくれる。 気持ちのいい農園にぴったりの蚕室ができました。 ...