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10月30日より12月23日ごろまでラオスです

先日帰国したばかりですが、 早速またラオス行きの準備です。 今回は長期出張 ラオスの試験養蚕をしてみたく思います。 ということで 安城の次回オープンは12月末を予定しています。 写真は以前のラオス行きで発見した とってもいい桑。 土壌も中性でいい状態。 無事にお蚕さん 育てられるでしょうか? ラオスの状況も追って報告します。 ...

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商品開発・実験

非加熱シルク糸繰り実験

非加熱シルク 糸繰の実験をしてきました。 非加熱シルク? 実はシルクの糸を繰る際には 通常熱をかけてひきます。 するとシルクのセリシン部分が硬くなるので セリシンを溶かして実際のみなさんが知っている 柔らかなシルク糸が出来上がるわけです。 ところが ある特殊な技法をつかうことで 非加熱で糸を引く事ができるのです。 そうすることで シルクの良さがもっともつまった セリシンがついたままでも とっても柔らかい糸ができるのです。 で、これがその糸。 通常7〜8頭で1本の糸を作るのですが 試しに1頭でひいてみました。 するするっと引く事ができます。 今回なんとか糸づくりは成功のようです。 で、10頭でも糸づくり。 ひとまず上手に行けそうで安心しました。 さて、 この非加熱シルク 糸はできそうですが どのような製品がいいのでしょうか? 着物や帯は一度挑戦してみようと思います。 匂いが付かないシワになりにくい襦袢?? 何になるかは未定ですが 色々な可能性を秘めた 糸ができそうです。 ...

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イベント案内

明日は半日カフェです

台風が近づいていますが 明日も開催します 好評の半日カフェ。 店の中が コーヒーの香りに包まれる 至福のひとときです。 さて、 店内はバティックの布に エリシルクの帯 さらに 今回は すてきなすり友禅の 着物も京都老舗から 届いています。 明日まで開催です。 新聞でも紹介された 匠の技をご覧いただけます。 台風は夜だと聞いています お時間ある方は 是非足をお運びください。 ...

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イベント案内

今月10月20日〜22日営業します

というわけで、日本に帰って来ました。 タイから始まり イサーン地方を経て ラオス南部のパクセ地方 そして首都のヴィエンチャン。 パクセに戻り、バンコクを経由して チェンマイ入り、 さらにジャカルタからガルへ。 ゆったりと時間を取ったつもりが 結局2〜3日に1回は飛行機か長距離バスで移動という バタバタとした旅になりました。 そんな結果も含めて 20日〜22日の営業では エリ蚕の素敵な生地や 久しぶりに バティック生地も数点みていただけます。 (写真はARiriの展示会の様子でこんなにはありません。数点です) そしてシルクを使って開発した 微生物の力を増やす 素敵な製品も体験できます! 是非ご来店ください。 ...

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インドネシア紀行

インドネシアの家蚕事情

アリリの素晴らしいバティックの次に インドネシアで養蚕の噂を 以前来た時に耳にしており そのとき 現場までは行けなかったので 今回行って来ました。 訪れた先はジャカルタから車で5時間 Garut (ガルっ) 噛みつかれそうな名前ですが ジャカルタに比べ 非常に静かです そこからさらに 車で2時間 山を登っていき 川を超え 車はどんどん ガタガタ道へ。 遊園地へ行くより よっぽど アドベンチャーな感じで 時々足を取られながら 車が登って行った先に いよいよありました。 養蚕農家のお家。 で、蚕室はというと・・・ さらに山道を 降って行った先。 あの小屋です。 インドネシアはこの村で 残り3〜5人くらいしか養蚕をしていないようで もう一箇所あるそうですが そちらはもっと品質が劣るんだそうです。 覗かせていただくと ちょうど二令くらいになっていました。 蚕室は掃除をよくするようで とても綺麗 土足で上がらなかったり 堀を作り水を入れて あり対策もしっかりしていたり 感心しました。 かれが養蚕農家。 インドネシアでも 跡を継ぐ人がいなく お父さんの代で終わりなのだとか。 品種は詳しくはわかりませんでしたが よく作るのはこの繭だそうです。 少し小ぶりで 若干黄色味(緑味?) がかったもの も混ざっています。 交雑種だとは思いますが、 ネットで調べる限りは 日本種と中国種の掛け合わせとのことです。 (かなり不明確な内容です) インドネシアの養蚕は 日本より早くなくなってしまうかも・・・ と思った一日でした。 お父さんには是非頑張ってもらいたいものです。 ...

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BATIK(バティック)

バティック帯完成と新たな試み

・・・ と高々にタイトルにしましたが、 今回出来上がったのは2作品。 二つともとっても綺麗に仕上げてもらいました。 1作品めは先日も公開した 手書き0番。 よくこんな細い線がだせるな というくらい綺麗 もう一つはこちら 彼女のもう一つの得意分野 草木染めの帯。 写真では伝わり辛いですが いや 本当に伝わり辛いですが 実は特殊な帯生地を使っていまして 銀糸がキラリとし さらに左右で織り方を変えているため 光沢感も違い 非常に綺麗な出来です。 今回はこの2作品。 時間をかけてゆっくりと 焦らずに彼女のペースで 確実な物作りを一緒にしていければと思います。 で、今回はその2作品に加えて 新たな試み。 Aririがロウを置いて、 日本で染める手法。 そのロウを置いた写真がブログトップの写真。 もう一度。 引きで見ると こんな感じです。 これもまた めちゃくちゃ細かいです。 今の白く見えているところに 色がつきます。 この帯地は 桐生で織ってもらった 特殊な帯地。 ただバティックでは縮んでしまったので 今回は日本で染めることに。 そうすることで色も好きな色を使えるし お客様も楽しんでいただけるんじゃないかな? と新たな試みをしてみました。 ところが もうこのまま帯完成でいいじゃない!? と思ってしまうくらいそのままが綺麗です。 ・・・まぁそういう訳には行かないので やはり色をつけることになるのですが、 さてさて この帯の色は皆さんならどんな色を想像しますか? 今回はもうひと柄 正倉院模様も加わっています。 がこちらは飛行機の中移動中。 お楽しみに。 ...

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BATIK(バティック)

ARIRIがテレビ取材

さてチェンマイを後にして 駆け足でジャカルタまでやってきました。 2〜3日に1回は飛行機に乗っている印象。 何回飛行機に乗るのでしょう? 気がつけばジャカルタ。 なれたバス停で バスを待ちます。 実は今回、 私たちの信頼する作り手ARIRIは テレビの取材があるということで ジャカルタのホテルのロビーで展示してるとのこと。 でホテルへ 素敵なホテルで展示会中のARIRI。 笑顔が素敵。 で、私たちとの挨拶を済ませると 政府の人とテレビ局の人と打ち合わせ。 私たちのオーダーはというと・・・ なんと テレビ局の方へ紹介 日本の帯を作っているの。 といってるのでしょうか? 政府の方も興味津々でした。 この帯がブログトップで載せたもの。 手書きの0番。 しかも白場が多い Aririの技術の結晶です! そんな訳で 朝出発して 用事を済ませたら すっかり日が落ちていました。 それにしてもジャカルタも すっかり都会です。 (あくまでも一部ですが・・・) ...

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タイ紀行

Nittayaさんのエリ蚕養蚕に同行

ということで、 こんな綺麗でふんわりとした 優しいシルクがどのように 作られるかNittayaさんにお願いして 村について行きました。 そういえば この優しい感じ Nittayaさんらしいです。 チェンマイからはるばる車で4時間。 たどり着いた村で早速 エリ蚕をチェックします。 これがエリ蚕の繭。 卵交配用に現在中で蛹がすくすく育っているんだそうです。 持ってみると 糸になった時の柔らかさと違い やはりそこは野生の蚕らしく ゴワっとした硬さを感じるくらい。 真綿の状態をチェックするNittayaさん この真綿は 繭を湯とアルカリ?で溶かしたものを 手で一つ一つ伸ばします。 (動画があるのですがアップできず、 ご興味の方は連絡ください・・・) それをこの  Nittayaさん特製の機械で (腰を痛めないよう考えたそうです) ぐるぐるぐるぐる と紡いで行きます。 実はエリ蚕は比較的 養蚕しやすい種類なのだそうですが この糸にする工程がなかなか難しい。 ほとんどNittayaさんが絡んだ村でしか 作れていないそうです。 できた繭の品質チェック。 やはりでたらめに作る村の繭はできがいまいち。 清潔な環境で作る村の繭は できがいいみたい。 整理整頓・綺麗な環境作りは どこでも大事ですね。 と自分にも言い聞かせながら・・・ 大学にもお邪魔しました。 色の管理 (すべて草木染めなんです) 彼女の指導でできたスペシャルな織物。 この組織。 どうなっているんだ? タイで初めてみるクオリティの高い織物組織でした こちら帯にと お店でご覧なれます。 など色々と見せていただきました。 これいいねと思った ショーケースの中の織物は 鍵を無くしてしまって 二度と開かないそう・・・・ そしてさらに別の村にも 足を運ぶことに。 ここは比較的近くチェンマイから 約2時間 カレン族の村。 イザリ機でエリ蚕を織っています。 この村は道具の管理から 何から とても綺麗。...

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