白生地"には" 無限の可能性がある。 。。。 そんなことで 白生地の可能性を伝えてきたけど 白生地"にも" 無限の選択肢がある。 (そして概ねこちらの方が重要だったりする) ものづくりを初めて 「白」=「素材」 にも無限の組み合わせが 存在し またそれが 大変ながら 「白」こそ面白い なんて いっちょまえに思ってしまった。 そこに色をつけるにしても 模様をつけるにしても 素材がいいと いとも簡単に(というと語弊がありますが) いい風合いが生まれる。 例えばこの生地。 桐生で特殊な白生地を織ってもらった。 そこにバティックの下絵。 臈纈のあと、自身の好みの色を染める試み。 (もちろんどんな色かは イメージに合わせ数通り用意します) 生地がいいので 柄も生きてくる(と思う)。 そしてもう一つ。 これは・・・ 白生地を最大限いかし ポイントで 我らがお蚕さんを 自ら収穫した 天蚕の糸で 刺繍をする。 夢のような試み。 今回は 2つの素敵な 白生地(帯) でオリジナルを作るという試み。 果たしで どのように仕上がるか 首を長くして 待って見たいと思う。 ...
しにごもり繭 繭の中で 亡くなってしまったお蚕さんのこと 生き物を相手にしているから 当然そんなこともある 机に広げて みなさんにお手伝い頂いて 今日は選別 (自分も参加していたので 撮影忘れてました) 繭を振って カラカラ音がなったら 生きているらしい ならないものは 中で病気になったか 何かで亡くなっていることが多いとのこと しにごもり繭も 何か活用が出来ればいいのですが まだまだそこまでいきません 命に触れながら 改めて より深く 絹のありがたさに触れた一日 ...
本日より三日間開催の写真展 そんな絹の写真展あわせて より絹の良さが実感できる 特殊な白生地も そのままでもいいし 染めても勿論 そんな白生地が数点のみあります。 アップにすると こんなものも 銀糸が入った特殊な白生地 そんな写真展 明後日まで開催です。 明日は ら・そらさんの半日カフェ。 美味しいコーヒーの香りに 癒されます。 ...
予定なく 本日急遽 新城へ。 というのも ありがたいことに 大学の先生に本日サポートいただいて 少し今後の 取り組みを相談していたところ。 天蚕の状況もお話しし そういう状況なら もう 繭になっているんじゃない? となりまして 一路新城へ車を走らせたわけであります。 初めての天蚕飼育だし プロ中のプロの先生に見ていただける のは本当にありがたいです すると早速 数頭 さすが先生 見つけるのが早いです。 さらに これを見てください。 と 枝を下げた その先には なんと! お言葉通り 繭になっていました!! 7月末くらいと聞いていたので かなり驚きました。 確認できただけでも 4つ 無事になって一安心。 さらに脱皮しようとしている 瞬間も発見。 二段目の頭が 中から見えています。 先生曰く 状態はいいほうじゃないでしょうか? とのこと。 これから順々に繭になっていき 7月末には収穫できると思います。 ということでした。 本当に一安心。 収穫時期が楽しみです。 ...
毎日のように 養蚕場に通い 撮られた写真の数々。 物語をめくるように 養蚕の風景が 養蚕の手順が とても綺麗な写真とともに 展開されています。 写真は 新城の写真家 山本さんの作品。 繭だけではなく 海野さんの姿勢にこそ 感じるものがあるのだという。 また、 海野さんの養蚕場に差し込む 光が なんとも 神聖なのだそう。 このような 貴重な資料とともに 26日まで展示しています。 どうぞお楽しみに。 ...
二十四日からの展示に向け 順調に準備中。 今回は 海野さんとお蚕さんの物語を中心に 新城での養蚕の風景を撮影された 山本さんのご協力により とっても素敵な写真の数々が並んでいます。 こんな貴重なものも 以前はいかに養蚕が盛んだったか わかります。 さて、そんな準備中。 山本さんのパネルより このような資料を発見。 古くから ・・・ 1300年も前から!? 伊勢神宮に奉納されている 三河赤引糸。 現在は海野さんだけが その糸を生産しているそうです。 こちらは糸を繰る祭り事。 伊勢神宮など奉納される神社の方々 が一同に会し 執り行われるそうです そんな様子も写真でご覧いただけます。 24日〜26日まで (25日はら・そらさんの半日カフェも同時開催です) 入場無料ですので お気軽にお立ち寄りくださいませ。 ...
パリパリパリ・・・ カサカサ トトト 帰国後早速新城へ。 天蚕ハウスに入ると そんな音がしていました。 パリパリパリ 確かに葉っぱを食べている音です しかし見当たらない。 と 突然目の前に現れた天蚕さん。 思っていたより 成長していて びっくり!指をかざすと 人差し指の大きさ以上に 太さはふた回りほど大きく 成長していました。 それにしても見事な色。 そして擬態。 ふと気づくといるのですが なかなか見つかりません。 さて、最初の写真 実はここにも 2頭います。 探して見てください そして カサカサ トトト 何かと思えば フンが落ちる音。 こちらも成長に合わせ 大きくなっています。 今回は 病気もまだないようで どれくらいか わかりませんが 元気に育っているようです なんとか一安心。 七月末から 順次繭になるそうで まだまだ大きくなるのかな? と驚いてしまいます。 クヌギ今の所十分あるようですが 成長していくとどんどん食べるそうですので 今後も 変わらず見守って行きたく思います。 食べたところは こんな風に見事に茎だけ残ってました。 ちなみにここにも一頭。 ...
無事に帰国しております。 ばたばたとしてて 更新がおろそかになっていましたので シアトル最後の一日を少し。 あれよあれよと 無事にジャパニーズガーデンの展示の話が進み始めたポートランド。 片道5時間の旅から 帰った翌日 今度はシアトルの「超」高級 老舗のジュエリーショップへ。 (本決まりでないのでショップ名は念のため伏せさせていただきました) 以前も見ていただいたのですが 今回は品揃えを揃えてもう一度訪問。 すると とっても気に入っていただき、 今度は http://www.seattlesymphony.org/ ここ シアトルシンフォニーの ドネーションのイベントで 出品しませんか? とのオファーが! ・・・ ところで改めて考えると シンフォニーでのイベントとは 一体どんな風に行われるのでしょう? そんなことも含め こちらも まだまだ デザインなど さらなる打ち合わせと 進化を 提案させていただく段階ですが、 開催は今年の十一月。 もうすぐです。 どんな風になるか 楽しみですね。 とにかくいい反応をいただいた 今回のアメリカ出張。 ひとまず無事に帰国です。 ...
ポートランド? 日本ではあまり馴染みがないところかもしれません。 実は昨日のYURIさんの進めで 次回来た時に ポートランドのJapanese Garden を進められていたのですが・・・ (ジャパニーズガーデンの一部) 絶対行ったほうがいいよ! という強い言葉に 急遽、次回ではなく、今回強行で突撃することに。 で、ポートランド? となるわけですが、シアトルから南西にバスで片道4時間強。 オレゴン州にある町で ホテルから合わせると5時間以上の道のり。 まさかアジアでなくアメリカで 長距離バス移動をするなんて思ってもみなかったですが 行った甲斐がありました! 全米で住みたい町No.1とか 今おしゃれな町で注目されているとか 実は注目度の高い町で 日本でもぼちぼちその情報が流れているそうですが、 そんな気配を感じる間も無く バスを降りて ジャパニーズガーデンへ。 ・・・ 行き方がわからず 右往左往したことはいうまでもありませんが 無事に到着。 新しいところは隈研吾さんの 建築だそうです。 そして なんのアポもなく 突撃したジャパニーズガーデン ・・・ の事務所。 私たちの説明をして シルクのこと。 伊勢神宮奉納の海野さんの取り組み。 新しい製品。 Kiplusも中はシルクなんです。 などとお話させていただきました。 そしてシルクという製品だけでなく 無農薬の環境。 自然と循環するシステム。 そんなこともお話すると なんと 「では来年の秋か再来年の春くらいで如何ですか?」 ・・・! とのお言葉。 是非にお願いしましたが 今から私たちがどれくらい煮詰めていけるか にかかっています。 私たちの取り組みが 少しでも 多くの人に伝わるよう さらに さらに 絹とその周りのことを 深めたいと 思った一日。 さぁ また5時間の道のりを帰るとします。...
シアトルで アーティスト YURI KINOSHITAさん 素晴らしい感性で シアトルやベルビューを中心に 照明を展示しています。 写真は彼女のHPより拝借。 素晴らしい作品の数々。 他にも色々とあるので 是非HPをみてみてください。 YURI KINOSHITA HP 中でも 月に見立てた 照明の下でバレーダンサーが 踊る そんな催しも開催してしまう パワーには圧倒されます。 この素敵なショー 実は このようにクレーンでつっていたそうです。 車も止めてしまうパワーと感性はさすがです。 そんな彼女と ひょんなことから 意気投合。 お互いの現状を話しながら 盛り上がり なんと 丸杉とコラボレーションし シルクの照明を作ることとなりました。 早速シルクと照明の相性を確認中。 どんな風になるかはまだ未定ですが 早速8月にシアトルで 展示する照明で使えるよう計画中。 今からワクワクです。 楽しみです。 さらに 何気なしに 発したYURIさんの一言。 「ポートランドのジャパニーズガーデン。 とってもいいから次回来た時に 寄ってみるといいよ」 これがまた一つ いい出会いに繋がるのですが それはまた明日にでも。 ...
ラスベガスというと キラキラギラギラ カジノでフィーバー なイメージですが、 わずか20分くらいの運転で こんな素敵な 景色に出会えて、 カジノに全く興味のない私でも 素敵な街だなぁと 再認識。 「ふっ」と 息をつき 気持ちが切り替わったところで シアトルに直行です。 シアトルアートミュージアム 私たちの取り組みも展示できないかなぁ なんて思いもあって 写真を撮ってみたのですが その後の打ち合わせで もっといいことになりそうですが この辺はまた後ほど。 シアトルはかなり北部にあたり 予想以上に寒いです。 ジャケットくらいでは 寒さが凌げない くらいの寒さです。 早速照明アーティストとの打ち合わせ行ってきます。 ...
ラスベガスの展示が始まって 早くも3日目が終了しました。 今回はJCKという 全米で1、2の大きなジュエリーショー らしい展示会に参加しています。 全米というだけあって さすがに広いです。 端から端まで どれくらいかかるでしょう? 部屋を出ると 通路でも展示会 その隣の会場でもまた別のジェエリーショー。 そんな訳で 入場者は多数いるのですが その面積ゆえに 通路に所狭しって感じではないです。 で、 私たちはというと 商品は絹でできているので すでに ジュエリーの商慣習を打ち破っているのですが さらにそんなショーの商慣習を打ち破る ディスプレイ ショーケースを使用しない ディスプレイはみなさん驚きで さらに 実演も。 これは効果的面! 注目の的でした。 来場者はラスベガス・カリフォルニア周辺かと思いきや 目の前のブースはトルコから。 さらにインド・中国・中近東・イギリス・フランス・スペイン・・・ アメリカもニューヨークやサンディエゴ、サンタフェ・ハワイ・・・ 私たちが話した人だけでも 本当に世界各国から来場していました。 そんな世界の人が みなさん驚かれるのは 「初めて見た!」 という柔らかさと軽さ。 「これは何でできているの?」 は常套文句でした。 アメージング・ファンタステッィック コングラッチレーション・・・(何がおめでとう??) たくさんのお褒めの言葉をいただきながら 今回の出展。 ひとまずの成果は得ております。 ラスベガスの重鎮さん(多分)にも とっても気に入ってもらえて、 「種を植えることができたね。」 的なことを言っていただけました。 ジュエリー屋さんではできない 絹屋(Silk companyと名刺には表記していきました!) だからできる 新しい表現。 さて、 世界の目にどのように映るのでしょう? どのように広げることができるでしょう? 国内の帰国展は 6月24日〜26日の3日間。 みなさまお楽しみに。 ...
明日からの展示会に向け ラスベガスに来ています。 空港にもスロットマシーン。 さすがラスベガスって感じです。 しかし、お蚕さんは生き物。 ちょっと待っててくださいとはいきません。 まさか税関を通るわけにもいかないし ということで天蚕もお手伝い頂いた方に預けてきました。 出発直前。 ギリギリ二頭ほど 糸を吐き始め まぶしに移動しました。 それからわずか1〜2日 次々と上蔟が始まったとの 報告が とうとう全てのお蚕さんが 繭になったとのことです。 何か神秘的な光景ですね。 この目で直接見たかった! しかしこれで一安心。 帰国後が楽しみです。 ...