先日の九州行き。 少し時間があったので大分県 国東近くまでお出かけしました。 ため池と クヌギ林と しいたけと コメ 循環型農業として世界農業遺産に選ばれているそうです。 最近はほとんど 菌床しいたけとなりましたが こちらは未だに原木栽培。 しかしその生産はやはり大変だそうです。 それでも道を走らせると あちこちでクヌギの木が寝転がっていました。 原木しいたけ いただきたかったのですが 日持ちしないとのことで 残念ながら断念。 単純に焼くだけで美味しそうでしたが・・・・ ちなみにしいたけ日本一の 大分県民曰く しいたけは冷凍庫で保存するといいそうです。 より旨味がでて 日持ちも半年くらいはもつそうで 気になった方是非お試しを。 ...
今日は久しぶりに着物の投稿。 お客様から上手に着こなして とってもおしゃれでしたので今日は着物の投稿です。 帯と半襟の合わせ方が なんともオシャレ。 できた時もいいな! と思っていたバティックの帯ですが こうやって実際にしめてもらうと もっと存在感がでますね。 見事着こなしてくれました。 ちなみにこの帯は・・・ インドネシアでは珍しい ジャガードシルクの産地の 織り手のAminさんの生地をつかい バティック職人がコラボレーションしたもの。 ジャガード織りの模様に合わせて 手書きで臈纈染めをしたものなんです。 写真ではわかりにくいですが だから立体的で奥行きを感じます! 伝統的なバティック模様も 染めと織りでモダンな帯に仕上がりました。 ...
昨日のブログで告知を忘れてました!が、本日も無事半日カフェが開催されました。 来月、再来月は・・・ ラオス出張のためカフェはありません。 7月には開催する予定です。 その時は今度こそ 忘れずに告知します。 さて、九州大学では 蚕具の勉強もしてきました。 遺伝子調査や管理をするため 同じ母蛾のものは 他の蚕と混ぜずに最後まで 育てるそうです。 環境を変えるといけないとの 理由から 昔からの道具をそのまま使っているそう。 これら道具は ラオスでも作れそうで 非常に参考になります まぶしは・・・ 残念ながらプラスチックのまぶしに なっていました。 これはラオスでは使えないのですが、 実は こんな古いほんまで紹介していただきました この中には 世界の蚕具が載っていて まぶしも多種多様! 驚きの方法も! 枝を利用して まぶしにしている国もあり 以前の試験養蚕では 桑の葉の中で繭になっていたのもいたことから これは使えるのでは? と5月からの養蚕で試験することになりました。 もう少し詳しく調べてみたいと思っています。 何しろラオスでの養蚕は 化学物質を極力使用しない養蚕。 それは肥料だけに限りません。 道具は自国での調達の用意なものをなるべく利用し、 破棄するものは土に帰るものを使って行きたく思っています。 効率化が難しい分大変ですが ラオス養蚕の特徴をもっともっとつけていきます。 ということで、 非常に参考になった九州遠征でした。 ...
桑と一言でいっても その種類は多数 特に熱帯種と寒冷種では大きな違い。 ラオス南部は実は両方の種が育つ 珍しい地域ですが やはり熱帯種の方があっているようです。 で、日本で熱帯種というと シマ桑という種類があるということです。 しかし、本州には気候があわず無いそうで 沖縄か九州あたりにあるとの噂。 たまたま九州大学の先生にお会いして お話ししたら なんと「ありますよ」 とのお返事。 そんなわけで九州にやってきました。 日本でも有数の蚕研究の大学 九州大学。 空港から電車で30分 ほどよい立地にある 歴史ある大学です。 早速シマ桑を拝見させていただきました。 やはり日本の品種(もしくは仕立て方?) 葉っぱが大きく ラオスやタイに比べて一本あたりの収量は多そうです。 このシマ桑もラオスで みごと葉を実らせることができるでしょうか? ...
絹の利用の一つ 真綿。 綿と書くので 木綿と思っている人も多い聞きますが 真綿は絹。 もともと真綿は「わた」と呼ばれていたそうですが 木綿が海外から入ってきたときに 区別するため 真のわた 真綿と呼ぶようになったそうです。 さて、そんな真綿を作っている 滋賀にやってきました。 そして真綿の布団作りを 体験 まずは真綿作り 繭をひっくり返して 角真綿を作ります。 それを さーーっと伸ばして これがさらに ここまで広がります。 これを繰り返し 繰り返し 重ね合せることで 真綿の布団ができあがるのです。 1ヶ月で10〜15程度しかできないほど 根気のいる作業。 これで200gの真綿布団 ふんわりしていて 何より農薬なども 使わない絹ならではの布団 アレルギーが気になる赤ちゃんのおくるみなんかも いいんじゃないでしょうか。 そして何より驚いたのは (当たり前といえば当たり前) この作業場 全く埃が立たないのです! わたぼこりが立たないということは アレルギーにも効果テキメン! 素材も無農薬 埃も立たないなんて 絹の力をまた一つ体験しました。 ラオスでもいつか作ってみようかな?? と思えた1日でした。 ...