新天地Garutでまさかの天蚕に出会う

11:44:00

インドネシア最後の日。
無理やり詰め込んだ旅程。
以前ワワンさんがおすすめしてくれていたトゥヌン(手織)産地。
それがGarut(ガルッ)

インドネシアでも数少ないシルクの産地らしいのですが・・・・
期待半分
でも
実際は輸入の糸で作っていたりするんじゃないかな?
なんて不安半分。

チレボンから4時間、その後また4時間かけてジャカルタに入ることを思うとかなりの遠回り。(チレボンから直接ジャカルタなら3時間強・・・)
というわけでわずか2時間弱しか滞在時間がない。


しかし行かなきゃ始まりません。

ワワンさんがオススメの工房があるというし・・・

で、山を揺られること4時間
街場に到着。
いよいよガルッの看板が見えてきました。

見慣れた田んぼを通り抜け
到着したアトリエに
まさかの糸を発見!
機織り機を案内してくれる現地スタッフ。

糸が緑色???
ほんのりと緑がかったこの糸は・・・
ひょっとして天蚕?

今回は時間がなく繭の産地まで行けませんでしたが
(繭は静かなところがいいらしく、アトリエからさらに3時間行った山奥で飼育されているとのことでした)
おそらく天蚕の繭でしょう。
日本のそれとは多少の品種に違いがあるかもしれませんが、かなり糸質も良く、生繰りで風合いもいい糸でした。
見てください
この綺麗な光沢感。
滑らかな光のグラデーション。

以前長野の工房で天蚕の着物が数千万・・・
となっていたのを見て
驚くというかなんというか・・・
そんなことを思ったのを思い出しました。

しかもこの工房
見事にその繭をジャガード織し
手書きでバティックまで施しています!



なんという贅沢な!

今回は数点のみを入手。
次回オーダーしたいと行ったらいつできるかわからないとのこと。

でもまた絶対次回来ますからね。
その時は繭の飼育してるところまでお願いします。

最後に地域の昼飯をご馳走いただきました。
ラーメンビーフン。
まさかの組み合わせ。

でも意外と美味しいです。



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