ミャンマーで出会った生地とお茶 後編

23:56:00

そして翌日。朝は雨。というか豪雨。ん〜どうしよう……と考えてたら約束の時間にエドウィンが迎えにきた。開口1番「さぁ市場でかけるよ」!?こんな大雨のなか??どうやら雨は慣れっこらしく、市場も何食わぬ顔でオープンしている。そして出会っちゃいました素敵な1枚。インテリアに最高のアクセントを与えてくれそう!


ここまで来たかいがありました。即決してさぁ次へ。エドウィンにお茶やに連れてってもらう事に。
ワ州のモン族。山の人達という意味の山一面が茶畑という民族が毎朝山からお茶を運んでくるのだそう。なかでも一番茶がオススメだそう。だけどそんなに簡単には信じません。試し飲み。
(ついでに軽食)
う、うまい!!!
こんな適当に入れたのにうまい!飯屋のお母さんがもう一杯お湯を入れてくれた。二煎目。うまい!!!これは手に入れねばということで早速お茶やに戻りお茶入手。
まだまだ満足しない私はパロン族の村を訪れることに。
高床式の家の中でお母さんがトントンと織っています。
この村の女性はみんな腰にシルバーを付けていて、何でかと尋ねるとなんとも面白い伝説を相変わらず得意気にエドウィンが話してくれました。
何でも昔7人の天女が舞い降りて村人達は川を泳ぎそのうち1人の天女をキャッチした。天女は村に住みそこに子供をもうけた。天女は現世に残れるようにシルバーで重りを付けたそうな。現世の命が無くなると重りを外し天に帰るのだとか。
それじゃ彼女が織る布はさしずめ天女の羽衣ってことか。天女の帯って素敵じゃないですか。早速日本に帰ったら作ってみようっと。
ミャンマー最後はやっぱりアカ族でしょう。普通はなかなか来れないけど、運がいいことに案内人のエドウィンはチェントン出身らしく、じゃぁといってアカ族の家に連れてってくれた。
まってました。アカ族のインディゴブラック!

藁の軒の下で織ったばかりの白生地とアカ族の特徴のインディゴブラック、そして……最高の手紡手織りの古いインディゴ生地。これははっきり言ってこの旅最高の掘り出しものです。中々これだけのものは見つからないでしょう!これを帯にしたら…渋すぎる!想像しただけでワクワクしちゃうくらい素敵な生地に出会いました。
近々丸杉で公開できると思うので興味がある方は足を運んでみてください。

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