桐生の旅2 素敵な風通着物に出会いました

11:19:00

ゴールデンウィークのまっただ中、いかがおすごしでしょう?
テレビを付ければ富岡製糸工場が世界遺産に選ばれるかもしれないと多く報道されていますね。
私はそんな渦中のまっただ中の群馬県に来ております。何もこんな渦中のまっただ中、しかもゴールデンウィークに突撃しなくても。。。と思うでしょうが、私もそう思います。しかしまぁ色々とあって行く事となりました。
バタバタっと行く事が決まってなんとか群馬にたどり着いた、そんな朝は雨。しかしこの雨が想いも寄らないプレゼントをくれました。東山魁夷の世界がそこには広がっていたのです。なんとまぁ感動をくれる場所なのでしょう!昨日からの移動の疲れも無くなり、颯爽と桐生の町へ降り立ったのです。


まさかの短期間に2度の桐生。それほど桐生が好きになったのです。そしてやはりここ。うどん!今度はあったかいうどん。やはり旨い。


・・・いえいえ決してうどんが目当てじゃありません。前回同様桐生を知り尽くした大ベテランに案内してもらったのが、桐生でも紳士に織物を続けられている織物屋さん。織る事も染めることも絞ることも全部自社でやれるってすごい織物屋ですが、ここの何がすごいって、糸の知識と持ってる糸の種類の数が半端無いんです!さすが富岡製糸工場を始め、日本の糸を作る最大の産地。(と勝手に解釈)

もーこれは私には分からない世界。縦・横にそれぞれ色々な糸を合わせる技は本当にすごいの一言。長年の感がもたらす独特の風合い。うん。参りました。

そんな知識と経験と日本の糸で導きだされたのがこの着物。一目で気に入りましたが、さわってびっくり。もってびっくり。
光沢感とシャリ感があるおしゃれな生地なのにとっても軽くて柔らかいんです。
色合いも奇麗でおしゃれ衣装にもフォーマルシーンにもお茶着としても着ていける。この前のインド更紗の帯と合わせてもいいし、袋帯、名古屋帯・・・色々な帯とも相性ピッタリで使いやすいなぁと思いながら、まぁでもここまでの生地だったら私なんかじゃ手に負えない価格なのでしょう。とあきらめながら聞いたらこれもまたビックリ。この生地にしてこの値段?本当にいいの??(決して安い物ではありませんが、この素材にしては非常にお得って事は確かです。ちょっと着物になれてきて、いい着物が欲しいなぁ、でも高いしなぁと思っている方には丁度いいかもしれません)



ということで、もーーー絶対一度は触って持ってみて欲しい一枚に出会いました。


日本の産地もまだまだ本当に紳士にモノづくりをしていて本当に関心させられた一日でした。
この着物の詳細は近日アップ予定です。


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