水汲みから始まったラオス建築。 いよいよ竣工です。 広いウッドデッキは いつも頭をリラックスさせてくれるお気に入りの場所。 養蚕をするにしても本人がリラックスしてる方が やっぱりいいお蚕さんが育ちそう。 肝心の稚蚕室・研究室はまさか ラオスでは珍しい直線が綺麗エアコン完備の部屋。 (写真にすると光の関係で 天井が歪んで見えるのが不思議ですが・・・・) スタッフもここを訪れる工事者も みんな口を揃えて 人が住む部屋よりいいじゃない! というくらい。 「ここで飼われるお蚕さんは幸せだね」 なんて言葉もいただきました。 リビングも広々としていて ラオスでは唯一無二の研究室が完了です。 建築に携わってくれたスタッフや工事関係者のみんな シルク製品を使って応援してくれた日本の皆さまには感謝感謝です。 特に最初から最後までほぼ一人でまかなってくれた 日本からの大工さんには感謝の念に堪えません。 みなさんの力を借りて まずは第一段階 最高の状態でスタートをきる準備ができました。 桑の成長も著しく いよいよ本格的な養蚕事業開始です。 ここで育った繭が みなさんの健康的な生活の支えとなり、 またそれが こちらの人の生活を支える原動力となれるよう 一層強く思えた竣工日でした。 ...
毎日数ヶ月もラオスの農場に足を運んでいるのですが 未だに新たな食材が発見されるのに驚いています。 今回はほおずき。 日本のように赤くはならず 小粒なほおずきですが オンさんがある日持ってきてくれました。 皮をとるとこのような小さな丸い実が。 こんなに緑じゃきっとまた渋くて日本人には口に合わないじゃないか? と思っては見たものの一口食して見ると なんと甘い! 酸味が少ないトマトのような味。 「どこから持ってきたの?」 と聞くと 「この農場にもあるよ。」 とのこと。 早速案内してもらったらこの通り。 農場にも確かに実っていました。 食用ほおずきは抗酸化作用の高いβカロテンや 女性が不足しがちな鉄分も多いそう。 そんな自然の食材をどこからか見つけてきて 常に摂取している彼らの生活スタイルは そのものが健康生活。 医食同源。 やはりとっても興味深いです。 ...
雨季が始まり自然農園にも新たな仲間が加わってます まずはパイナップル まだ根付くか分かりませんが ところどころに植えてみました パイナップルはそのまま食べても美味しいのですが こちらではジャムにするんだそうです これも是非試してみたいところです そしてこちらは何か分かるでしょうか? 芋虫のようにニョキっとでてきた 果物の王様 そう、ドリアンです 実がつくまでにはまだ5-6年かかるそうですが 栄養価はバツグンだそうです。 こちらでは種まで食べるそうで、 実は最も栄養価が高いのが種なんだとか。 そしてトマトは2世代目 前回はモミや糠など若干の手を加えましたが 今回は地の土で挑戦 今のところ無事育っています 過酷な環境でも育った二世代目 よりライスの地にあってきたかもしれません そして触っているだけで手が暖かくなると報告を受けた こちらの生姜そのなもキンノイも一杯植えてみました 一部は芽がつき始めたようで順調に育っています どれも自然に身を委ねる 超自然栽培 雨が降らない日が続いた時は 水をあげまが それも全て地の地下水 塩素消毒なんかもしていない自然の水です この土地で出来る食べ物や生薬が この地を守り 現地に人を守り そして私たちの体を守ってくれるよう 今後も色々試してみたいと思います それにしても雨季の間の晴れ間は 夕日がとって綺麗で 心も癒してくれます ...
先日種が乾燥し始めたコリアンダーシード いよいよ収穫してもいい時期だそうで 農場のオンさんが早速収穫 陰干しにして よく乾いた頃もう一度撒きたいと思います。 さて、そんなコリアンダーシードですが アーユルヴェーダでも重要視されているようで 健胃や整腸に特にいいとのこと。 腸管内に溜まったガスを排出してくれたりとデトックスにもいいようです。 使い方は簡単。 カレーのスパイスとしてよく使用されますが、 気軽に手軽に取りたい場合は 粉砕したシードでハーブティーを作るのもおすすめです。 農場では他にも色々な植物を もちろん無肥料無添加の完全自然栽培で育てています。 人と自然に優しい農園が少しづつ広がっています。 ...
今日は少し面白い記事があったので 紹介します。 https://wired.jp/2019/06/10/healthy-stress-busting-fat-found-hidden-dirt/?fbclid=IwAR0aTgDRhPTIL9mPKSWsSoJYNXUZ-s93dlY5gKCfI7NOWdDhKbTvkeFBwQo それがこちら。 花粉症・アレルギー・ぜんそく そしてストレス。 これら現代病の一因は土から離れた生活にあるんじゃ無いか? 「自然と暮らすのは心地いい。」 という感覚的なものだけでなく 土の細菌とストレスとの関係がある実験で実証されたようです。 (ひょっとして心地いいと思う感覚自体も微生物によってもたらされたかも!?) もちろんこれらの実証は氷山の一角でしょう。 それにしても、最新の医療は 自然の力・細菌の力を改めて実証しているように思います。 その結果 早寝早起き、適度な運動、適度な食事など 昔からうたわれてきた当たり前の生活に行き着いているようにも思えます。 私たちのシルクも最新の研究では 人細胞にもっとも近い存在で 拒絶反応を示さない人工皮膚や縫合糸に利用できるというだけでなく 常在菌を増やすなどかなり多くの恩恵があることがわかって来ています。 シルクは人と付き合い始めて5000年以上。 まさに温故知新。 当たり前にして来た暮らしの中に 大事なものが多く眠っているようです。 ...
先月田(?)植えをした 陸稲のもち米。 しっかりと根をつけ育ち始めました。 なにやら手前だけいびつな植え方ですが 実はこれウォンの遊び心。 ラオス語で「ラオス・日本」と書いてあるそうです。 親しみを感じられる嬉しい遊び心です。 とうもろこしは背丈ほどに成長し受粉を開始 かぼちゃは既に ココナッツ煮となり 胃袋に消えました。 ただ雑草が茂っているようですが ほとんどきゅうりです。 かなり触手を伸ばし始めています。 しかし雨季というのに ここのところ雨知らず。 そろそろ一雨降ってほしいものです。 ...
いよいよ6月に入り 本格的な雨季の到来がやってくるようです。 時折スコールがやってきて 一瞬で川ができるほどの雨量を誇りますが それでもまだまだ毎日ではなく 3〜4日に一回程度。 桑にとってはいい環境らしく すくすくと育ちすっかり桑園らしくなってます。 これが四月中頃の桑の様子ですが 約1ヶ月半で上の写真に。 (ちょっととってる位置が違いますがだいたいこれくらいの成長) 十分育ってきたな と思った5月中頃。遠くからの写真ですが 1ヶ月弱で この通り これはほとんど同じ角度。 今からさらに成長するというのですから 桑の生命力には驚かされます。 新たに挿し木した桑も根付いたようですし 一安心。 ところでドリアンの種も こちらの人は食べるよう。 美味しいかどうかはまた別の話。 ...
ラオス産コリアンダー。 そのままの土地では育たなかったのですが、 ほんの少し手を加えてあげたら 見事に成長。 こちらではパクチーと呼ばれていますが タイのパクチーとは違い、正真正銘コリアンダー。 タネを使うというより 葉っぱをスープやら炒め物やらラーメンやら 何にでも使える優れもの。 そんなコリアンダーもいよいよタネをつけ始めました。 初のコリアンダーシードですが、 思ったより多く種をつけるようです 花がなったところのその根元がぷっくり膨らんで これがこのまま枯れてくると いよいよシードを収穫です。 少しの面積ですが結構な収量になるようです。 カレーにも使えるし、そのままお茶にしても健康茶になるコリアンダーシード。 そんなわけで用途も色々なので もう少し作ってみてもいいんじゃないかな? と思ってます。 ラオス産コリアンダー。 そのままの土地では育たなかったのですが、 ほんの少し手を加えてあげたら 見事に成長。 こちらではパクチーと呼ばれていますが タイのパクチーとは違い、正真正銘コリアンダー。 タネを使うというより 葉っぱをスープやら炒め物やらラーメンやら 何にでも使える優れもの。 そんなコリアンダーもいよいよタネをつけ始めました。 初のコリアンダーシードですが、 思ったより多く種をつけるようです 花がなったところのその根元がぷっくり膨らんで これがこのまま枯れてくると いよいよシードを収穫です。 少しの面積ですが結構な収量になるようです。 カレーにも使えるし、そのままお茶にしても健康茶になるコリアンダーシード。 そんなわけで用途も色々なので もう少し作ってみてもいいんじゃないかな? と思ってます。 ...
農場管理の夜担当 ウォンさんはスタッフの中でも物知り そして、時々色々と差し入れをくれる。 もち米の米味噌で作った香草豚肉和えや これまたもち米で作ったココナッツもちも とっても美味しい。 これをおかずにもち米を食べるのだから はっきり言ってもち米だらけの食卓。 ちなみに米味噌には色々なものを和えるようで 前回はコオロギでした。 写真は念のため割愛。 ちなみにウォンさんはこちらでは珍しく、 タバコも酒もやらない健康派。 娘さんは味の素も食べれないという健康一家なんです。 そんなウォンさんの差し入れの中でも 特に気に入ったのが、タマリンドのペースト 作り方をきちんと聞いたわけではないけど おそらく枝で熟したタマリンドを煮詰めただけのもの。 甘みと酸っぱ味がとってもいいバランスで、甘すぎず 干し柿と梅干しの間のような感じ。 分かりにくいか・・・・ 日本にも是非持っていきたいのだけど、 砂糖も不使用だし品質が持つか、 さらに持っていけるかどうか・・・ その前に自家用なので数がないかもしれない。 近いうちにウォンさん家にお邪魔して タマリンドペーストの作り方教えてもらいたいと思います。 ...
木を切るところから始まったラオス建築 今では内装のプラスターボードを貼るに至りました。 徐々に色々なことが判明し、 こちらのお手伝いさんや 専門職も見つかって 電気配線や下水道配管なども進み始めました。 こちらでは見かけない 電気配線の埋め込みもなんとか理解してもらって 電気屋さんと共に 少しづついい仲間が加わり 材料の調達先なども理解が深まり 下水の浸透升の造作には ユンボまで登場。 そのあとはやはり手作業が続いていますが、 石の多いこの土地で 深く大きな穴がわずか数時間でできるとは 文明の力を感じずにはいられません。 下水配管もこの通り。 この調子で進めば 6月末にひとまずの完成みられる予定。 とは言っても完成してからが本番。 いよいよ本格的なスタートに向け 準備が整いつつあります。 ...