先日も投稿したタピオカの元となるキャッサバスライス。 これに水を入れてミキサーにかけ、でんぷん粉をとっている最中なのですが、実はミキサーにかけた状態で待ちきれずちょっと料理を試してみました。 もちもちキャッサバ焼きプレーン ミキサーに入れたものをそのままフライパンで焼いてみました。 一つはプレーン 黄色いのは朝ごはんに作ったカレーの残り汁を入れてみた。 でんぷんがかなり強くもちもちもいいところ。 ミキサーに残った洗い粉が少し口につくけど、十分食べれる。 もち米を潰して焼いた・・・つまり餅です。 塩をつけていただきました。 黒酢とかで食べると美味しいかも。 お好み焼きともんじゃの間のようなキャッサバ焼き こちらも残りのカレーを思いっきり混ぜて、油で焼いてみました。 表面がカリッとなるくらいが一番美味しい感じ。 ただ、やはりそのままではもちもち感が強過ぎます。 味は美味しいんですが、食感をもう少し考えたいところですね。 一番美味しい揚げキャッサバ プレーンのものと、先ほどのカレー味を揚げてみました。 油勿体無いので揚げ焼きのような感じです。 高温でパリとあげるまでやるとかなり美味しいです。 個人的にはプレーンのが美味しい感じ。 コメせんべいですね。 やはり塩でいただくのが美味しい感じ。 オンにもおすそ分けしたらびっくりした表情で 「セーブ(美味しい!)」 とのこと。現地の人にも受け入れられる味でした。 今のところ揚げたものが一番美味しい感じです。 お庭にキャッサバ芋がある方お試しあれ。 なお、食べれるキャッサバといっても毒性が全くないわけではないので、皮を取り、洗い、十分な熱を加えることが必要だそうです。 さてさて、肝心の粉作りの方は、先日から少し雲行きが悪く、寒かったり湿度が思ったより高かったり、雨まで降る始末。キャッサバ粉無事に乾燥してくれるでしょうか? ...
タピオカ粉作りにとってきたのは先日書いた通り食べれるキャッサバ ご覧のように赤い(紫) これは外側だけでこの紫の部分までとると綺麗な白いろ 結構多めに外皮を取り除きます。 芋を縦に切れ目を少し入れ、 ぱっかりわって剥がしていきます。(皮というより殻という感じ) で、この中身をやはりナタでさくさく切っていくと こんな感じに。 私自身も包丁で挑戦しましたが、ナタの方が早い早い。 一家に一刀(?)必要ですね。 これをミキサーに入れ水とともにギュイーンと粉砕。 サラシで越して、絞って汁をギュギュッと出していきます。 おこちらの写真はおから 肝心のタピオカ粉というと ご覧の通り、まだ濁った水の状態。 このまま一昼夜寝かしましょう。 翌日にはでんぷんは沈殿して固まっていました。 (というより作業している側から固まり始めます) 写真は上澄みを捨てたところ。 これがタピオカ粉の元ですね。 見事固まっています。 念のためもう一度水をいれ撹拌し一日待ってみます。 ...
南ラオスにはキャッサバがいっぱい タピオカの原材料はご周知の通りキャッサバ芋。 ラオス農場の周辺もベトナムやタイへの輸出用として非常に多くのキャッサバが植わっている。 そして雨季に植え付け始めたキャッサバは今が、ちょうど収穫時期 あちこちで大量に芋を乗せたトラックやトラクターを見かける。 しかし、収穫時期が今だというのは芋が大きくなる時期だからという他にもう一つ理由があるらしい。 それが牛の放牧。 1月からは牛が放し飼い(牛飼いすらつかず本当に野放し)になる時期なんです。 そして雑食の牛はキャッサバ芋を食べてしまう あぁ、それでキャッサバ芋がダメになるから放牧前に刈り取るのか! と思ったが・・・ 現地の人は食べないキャッサバ芋 実はその逆。どうもダメになるのは牛の方らしい。 あの雑食で胃が4つもある牛ですら体調が悪くなる(もしくわ死んでしまう!)のがタピオカの原材料キャッサバ芋ということでびっくり。 何でも食べるラオス人も実はこのキャッサバ芋は食べない。 「どうして食べないのか?」と聞くと 頭が悪くなるとか調子が悪くなるとのことのことだ。 調べてみると、タピオカの原材料となるキャッサバには青酸配糖体と呼ばれる化合物が含まれ、毒性が高いらしい。 さすが、現地の人はよく知っている。 ・・・ちょっと待て!数日前ウォンが焼いたキャッサバ芋持ってきて食べたぞ! 食べるキャッサバ芋もある その理由は至極簡単。全く同じような葉っぱだけれど食べれるキャッサバ芋もあるから。 どこにあるのか尋ねたら オンの農場にもあるとのことで早速収穫に。 輸出用の(食べれない)キャッサバは白いけど、ご覧のように食べれるキャッサバ芋は赤い。 ラオス語もそのままマントンギン(食べれるキャッサバ)もしくはマントンデン(赤キャッサバ)といって区別している。 はっきりいって、カットされた芋の茎からは私では判断ができなかったが、現地の人はすっかり区別が付いているよう。 色が同じだったら、本当か?と疑ってしまうほど似ているけど、芋の色が違うので安心。 掘り起こすのはこの特殊な道具を使う テコの原理でグイッと持ち上げると、見事大きなキャッサバ芋(赤)が出てきた。 これを洗って皮を上手に剥いだらみんなが食べるキャッサバ芋が出来上がる。 で、掘り起こして何をするか? 食べれないキャッサバ芋でなく この食べれるキャッサバでタピオカ粉作れないだろうか? 粉物がない(輸入に頼る)ラオスで自家製のでんぷん粉を作れないだろうか? という考察。 ・・・・が、ネットが重くなってしまい写真アップできそうにないのでそれはまた明日。 ちなみのこの農場は除草剤も使わないオンちゃんの農場。 なのでより一層安心。 ...
ラオスは乾季真っ只中。 そんな中、私がもっとも注目するラオス産の食材の一つ。 それがタマリンド 日本では豆のまま見ることはほぼない(ペーストですらほぼみない)ですが、こちらでは野生のタマリンドがたくさん そんなタマリンドは クエン酸や食物繊維が豊富らしく整腸作用にもぴったりで ビタミンや鉄分、ミネラルも多いらしく抗酸化・疲労回復なども期待できるとか。 以前の滞在中はまだまだ青くて、とっても酸っぱかったのですがいよいよ収穫の時となったそうで、トラクターいっぱいに運ばれてきました。 この時期の豆の周りは非常に硬くなっていて、パキパキと割る感じで中を出して行きます。 もちろん一つ一つ手作業 するとすっかり熟し赤茶色になったタマリンドが姿を表します。 写真は近くの村で収穫していたのを撮ったもの。 我が農場のタマリンドもそろそろ収穫を待っています。 使い方は? というとこのまま食べることが多く 甘酸っぱい不思議な味がします。 いかにも栄養満点といった感じ。 実はご飯にもとってもよく合うんです。 梅干しの代わりというと想像できるでしょうか? 他にはスープに使うのも一般的。 ラオスではないですがウスターソースにも使われるとかで、個人的にはカレー作りとソース作りに挑戦したいですね。 もちろんウォンさん直伝のタマリンドジャムも作ってみます。 ...
ラオスに発つ直前 依頼していたラオス玄米の米麺ができてきました。 太いのと細いの 半生だからわずか1分で茹で上がる 玄米は体にいい。デトックス効果が期待できるし、ほとんどの栄養が補えると色々なところで耳にする。 でもなんとなく手間がかかる気がしてしまう。 ラオスにいる間は毎日玄米食。 時間もあるしめちゃくちゃ美味しいので無理なく玄米食ができる。 でも日本に帰ると少しめんどくさくなってしまい、ついつい玄米からは遠ざかってしまう。 そんなとき、気軽に食べる玄米ができないか? と作ったのがこの麺。 お湯に入れてわずか1分程度で茹で上がる手軽さ。 だし汁で食べればそれだけで十分な美味しさ。 サラダやパスタなどに応用してもきっと美味しいでしょう。 ご興味ある方是非一度試してみてください。 サンプル販売しています。(サンプル分の少量生産ですのでご興味ある方はお早めに) 。。。。 日本からのポケットwifiが壊れ、ラオスで急遽購入したのですが、やはり品質に難ありです。 現在ネットワークが大変繋がりにくい環境となっています。(そのため写真掲載も少なめです) ご連絡・返信等遅くなってしまうこともありますのでご容赦ください 。。。。 ...
突然オンが袋を持ってやってきて 「これいるか?」 ときくので中身を見たらコリアンダーシード。 この前農場に植えたコリアンダーが、見事に種になったようです。 収穫時の様子写真撮れなかったのが残念ですが、 試し栽培にしては多くの種が採れました。 お茶にすれば整腸作用やデトックス効果が期待されるハーブティーとして活躍。 粉末にすればカレーの重要なスパイスの一つに。 生姜の季節でもあるしコリアンダージンジャーティーなんてのもいいかもしれません。 ブログ書きながら思いついたので近々試して見たいと思います。 そんな本日は朝から 焼きキャッサバの差し入れが もちろん食べれる方のキャッサバ芋。 感想は日本人からすると味がないでしょうか。 パサっとした食感が苦手なので余計にそう思ったかもしれません。 味気ないパサパサの芋といった感じ。 ん〜〜〜ウォンさんの差し入れは結構美味しいのが多いのですが、これはちょっと残念でした。 焼きたてホクホク感を楽しませてもらいました。 残った芋はナッパと一緒にスープへ投入。 がやはり味が今ひとつな感想。 キャッサバ芋の使い方は 粉にして粉物として利用するのがベストな気がします。 ...
写真で見るとなんとも映えない写真。 それが干し焼きバナナ 先日突然ウォンさんが持ってきてくれたのがこれ 一瞬「なんだこれ?」と 訝しがってしまったけど 「バナナだ」 という。 一本にしても映えない・・・ で、早速試食。 するとこれがうまい! セミドライフルーツというやつだろうか? 2〜3日天日干ししたバナナを燻す (焼くという表現だったけどおそらくイブしてるんじゃないかな?と思う) おそらくそれだけ。 砂糖も加えずとってもヘルシー。 自然の甘味が詰まった干しバナナ。 干し柿や干し芋は日本にあるけど、さすがラオス。 ここでは干しバナナが保存食になってました。 ドライフルーツなんて日本ではほぼ食べないけれど、ここのところ毎朝のお供になっています。 ウォンさんの素材を生かす知恵の教室。開催してもらいたいものです。 ...
昨年植えたパパイヤが大きくなり、見事に実をつけ始めました。 確か6月ごろに種を蒔いたのでわずか半年で背丈を越す大きさ。 いかにパパイヤがこの土地にあっているのか分かります。 で、 ふと実がなっているのを見て 『あれ?』 と感じることが。 実がなんだか丸い。 ひょっとしてまだ小さいからか?とも思ったのですが、 もっと長細い実になると思っていたので、 「どうして丸いのか?」 と尋ねてみると、 「隣を見てみろ」 とウォンさん。 そこには小ぶりながら長細いパパイヤが。 なんと全く同じに見えていたパパイヤの木 これも2種類あるんだそう! 何が違うんだろう? レモングラスもミントもカランガル(カー)も生姜もバジルもキャッサバも2種類ある 大きいのと小さいの 香りが立つ方とおとなしい方 食用と輸出用 など色々あったけど パパイヤは丸いのと長いの コムとノーイ 味や香り、栄養価などももちろん違うのでしょう。 食べごろが待ち遠しいです。 ...
約1ヶ月ぶりの更新となってしまいました。 日本に帰るとどうもペースが崩れてブログ更新もままならないです。 さて、新年一発目。久しぶりに農場にやってきてるのですが、ちょっと驚きの情報のため本日は知人から聞いて知った情報を掲載します https://ift.tt/2NkmWcL その情報がこちら。 なんと私たちの農場のすぐ近くに79万年前に巨大隕石が衝突したらしいのです。 それも地球全土を覆い隠すほどの粉塵をあげる巨大隕石。 この農場はじつはそんな隕石が落ちたというボラベン高原の麓。目視できるような位置にあり、車でも1時間とかからないほど近いのです。 当然この辺りの大地にも多大な影響があったことでしょう。もちろん79万年も前なので今も影響があるかは分かりませんが、隕石のもつ不思議な力、そこからでたマグマや溶岩がこの土地にも力を与えてるんじゃないか?なんて思うだけでワクワクします。 ...