世界遺産インドネシアバティックを帯に

17:32:00


海のバティック。インドラマユの帯とうとうできてきました。
数ヶ月前訪れたインドネシア。
バリにはよく行っていたのですが、今回はジャワ島。
その中でも結構マイナーな土地、インドラマユ。
ジャカルタから電車で揺られること4時間。
長い道のりで到着したチレボンから車で1時間、ジャワ島でも最も大きな漁師町の一つ。
そんなところにあるインドラマユで海のバティックは作れらています。

漁師町。。。といっても近海のちょっとした小さな船がいっぱいあって・・・
て思っていたのですが、意外や意外!
遠洋漁業が盛んで、めちゃくちゃ大きな市場があって、すぐそこで大きな船をつくっていて(しかもカラフル)
そんな遠くまで出かける船だから、ここは漁師の帰りをまつ女性がバティックを描くのだそう。だからどこか海のイメージがモチーフにされているのだとか。
手法は、ほかの地域に比べて荒い。でもなんだかそこが素朴でとってもいい感じ。
さくさくーっと書く手書き(トゥリス)のバティックは一見の価値ありといったところ。
これが本当に早いんです
下絵もほとんどなしに、なれた手つきのなれた感覚で書いていきます。
インドラマユのトゥリスの特徴は、比較的太いロウ置き。
写真はロウを置いているのですが、その先っぽのロウが出る穴が太いんです。
だからドバーっと出てくる。
その出方が早いからさっさと書かないとめちゃくちゃ太くなるんです。
一見するととっても簡単そうだけど、ある意味ゆっくりと描く細かい柄より技術がいるのかもしれないと感心していました。

・・・とそんなインドラマユのバティックが完成です。

You Might Also Like

0 コメント

Like us on Facebook

お店のFACEBOOKではブログで紹介した生地の展示会情報などを公開しています。ご興味ある方はいいねしていただくと嬉しく思います。

Flickr Images

Subscribe