黄金繭のストール

20:30:00

お盆初日(?)
みなさまいかがおすごしでしょうか?
渋滞や人ごみに苦戦されていない事を祈ります。

そんなお盆でも変わらず更新。

本日もタイのとっても綺麗なちょっと変わったストールを紹介


まずは織り方

かなり平織りに近いのですが、太さと間隔を帰ることでさらっとした手触りを作っています。
また、間隔を開けた所に隙間ができるので風通しが良くて夏でも使えそうな織り方。

次に色

これは化学染料を用いず草木染めの綺麗さがでています。
それにしてもこれだけ発色を出すには何か秘訣があるんでしょうか?
以前沖縄の職人から伺った話では、草ではなく木を使い、10回くらい染め上げると聞いたことがあります。
手間はかかりますが、その分強い染めと綺麗な発色になるそう。
これは一体どのようにして染められたのでしょう?
10月のタイ巡り(予定)の際にはきっと答えをこちらに書かせていただきたく思います。

最後に最もこのストールの特徴

いまはほとんど作られることの無い、タテヨコ糸とも黄金繭で作られているとのこと。
しかも自分たちで育てたお蚕さんを手で引いて手で織る。
こうすることで黄金繭の特徴がとってもよくでるんです。
黄金繭は空気層を多く含む繭です。その空気層を潰すことなく糸を作るのは機械ではできません。
そうしておられたストールは柔らかく、通気性・断熱性に優れているのは言うまでもありあません。

ちなみにこれが黄金繭。
芯がついているとカチカチです。
これを精錬してふんわりとした糸を作りあげます。

そんな触り心地のいいストールはお盆明け17日からお店で見ることができます。
ではみなさま良いお盆を過ごしくださいませ。


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