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バーゲン準備中(着物編)

来月7日からのバーゲンに備えてお店のレイアウトを変更中。 今日はそんなバーゲンの宣伝をしちゃいます。 ひとまず着物をディスプレイしていると中々どうして 面白い、素敵な、今ではできない そんな着物なんかも出て来て やはり勉強になります。 例えばこの振袖。 今流行りのキラキラした振袖では無いですが、 だからと言って古典柄でも無い。 古典とモダンの融合のような色柄が素敵です。 他にも 正月が近いということで、松竹梅の付け下げ。 改めて今日見てみると刺繍の光沢感や仕上がり具合に加え 色味の選び方がとっても上手。 何気ない着物だけど、だからこそワンポイントの出来が全体のイメージを左右する。 そんなことを感じさせてくれます。 他にも絞りの小紋や 栗山さんの着物も。 今日は着物を少し紹介しましたが、他にも洋服やアジア雑貨・家具なども展示予定。 色々と出すよていですので、是非お気軽にお立ち寄りください。 ...

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銅の簪が帯留めに

これは一体何んでしょう? 仮面舞踏会のお面にも見えますが サイズは 大きめのバックルのような手の平サイズ 裏はこのような感じ 裏を見る銅の打ち出しだと分かりますね。 表の細工は中々手の凝った細工です 日本では余り見たこと無いです。 さて、早速の正解は・・・ 髪飾り 簪のようなもので穴と穴を通して飾りつけるんだそうです しかし今日のお客様は目の付け所が違う 何にしたかというと 鋭い読者ならお気づきかと思われますが 穴から穴を通して帯留めに! 素晴らしい見立てで髪飾りが バックルのような帯留めに! 見立ての着物遊びは面白いですね 是非次回はご披露ください そんな帯留めを作った村はインドネシアのCepogoにあります 前回行った銅の打ち出しの村 次回なにかオーダーする時のためにサンプルで購入したものが 見事に帯留めになりました 丸杉で飾られている (というと売り物じゃないようですが、きっちり売ってます!) 打ち出しの花入れや 穴を開けて模様をつけた照明 も同じ工房のもの 銅の打ち出しは個人的にとっても好きなテクスチャなんですが、 一体何にするといんでしょう? 今日一つヒントをいただきましたが、他にもこんな物はどうでしょう? というのがあれば是非教えて下さいませ ...

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珈琲会と素敵な着物

本日は丸杉恒例の月一カフェ。 とっても美味しい「ら・そら」さんのコーヒーが飲めるとあって、いつもに比べておかげさまに店内が賑わいました。 そんなコーヒー会にお着物でご来店いただいた素敵なレディを紹介します。 とっても綺麗なコート。 なんと大島の生地を贅沢に片身変わりのコートに仕立てたとってもおしゃれなコートです。とってもいい色合いのコートに片身の合わせ方がとってもお上手。 このコートでしたら、雨の日でも気分が明るくなりそう! 見習わせていただきます。 中はこんなコーディネート。 今日は二川宿で判じ絵を見て来た帰りとのことで、半襟は宿場町が書かれた半襟。 二川の二文字がまさにぴったり! ズボンは運転用。軽快に運転されていきました。 こんな風に気軽に着物を着れるなんていいですね。 素敵なコートといえばもう一人着てご来店いただきました。 こちらはタイのマットミーのコート。 今この風合いのマットミーを作れるところはそうそうないです。 丸杉秘蔵コレクションの一枚をコートに仕立てていただきました。 素敵な着こなしはさすがです。 中は じゃん っとこんな感じです。 半幅帯が以前のタイでおすすめしたパクトンチャイの絣シルクです。 上手にコーディネートされていてまたまた勉強させていただきました。 後ろは・・・ 裏のマゼンタが微妙に出て来て挿し色が効いていますね。 補色をうまく使ったおしゃれコーディネート。 ここで一つポイント! この帯実は、芯を入れずに仕立ててあります。 芯を入れなくてもこの張り感。 十分じゃ無いでしょうか? それどころか、芯が無い分締めやすいとのことでした。 コーヒー会はなるべく毎月やっていますので是非気軽に遊びに来てください。 今日は、以前インドネシアで買って来た生豆を焙煎してもらいました。 ロブスター種。 香りがあまり立つ品種ではないのですが、酸味が苦手なお客様にはとっても好評。 日本では中々手に入らないとのことで、今日はロブスターが一番人気でした。 しばらく丸杉で味わえるかも!? 気になった方お気軽にお尋ねください。 ...

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旅先で着物を着るなら「ふぁんじゅ」の半襦袢

旅先で着物を着るときどうしても荷物が多くなりますよね。 今日オススメするのは そんな旅先に持って行くのにぴったり。 もちろんふだん着物を良く着られる人にもぴったり。 着物初心者にもいいかもしれません。 お仕事で着る人も・・・ そんな色々なシーンにオススメの半襦袢。 洗濯も簡単にでき 気軽に持っていける そんな半襦袢 それがこれ ふぁんじゅさんの半襦袢 なんと衣紋抜きができる半襦袢なんです。 女性はこの衣紋抜きが中々難しく いい半襦袢にめぐり会えなかったんですが、 これは本当に簡単に衣紋が抜けます。 えりに芯を通して Tシャツのように着るだけ。 後ろから何かで引っ張ったりもしません。 本当にただ着るだけ それでこのように衣紋が抜けます。 なんと特許もとったそうです。 しかも芯を外して えりを折れば 簡単に洋服に早変わり。 着物を脱いだら芯を外して そのまま部屋着に使うって人も。 とにかく楽に着物を着たい人にぴったりの襦袢です。 縞もオシャレ着に人気です。 旅先で着物を着たい人 着物を気軽に着たい人 是非一度見にきてください。 ...

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生地(アジア)/その他

これはすごい!超おすすめのパシュミナストール

今までもこれからも色々とオススメを記載している本ブログ。 今日もまた一つオススメ品を紹介します。 丸杉で買ってくれ!なんてことではなく(と強がりながら)、本当にいいと思うものをその通り紹介したいと思います。 そんな今日どうしても記載したいと思ったオススメ品はパシュミナのストール。 しかも正真正銘、インドのラダック地方のパシュンの毛を使ったパシュミナです。 持って見てびっくり。 とっても軽いんです。 それでいて保温性もバッチリ。 絶妙な光沢感が高級感も醸し出しています。 しかも とっても薄いので、冬だけでなくて、秋から春にかけて広く使えます。 しかもしかも軽く小さくなるので、ちょっとカバンに忍ばせて、夏の冷房対策にもぴったり。 これこそ、素材の良さが見事に使用にマッチした本当にオススメの素材です。 ただ、パシュミナと言えば高価。希少価値もとっても高く、とっても高価。 そんなイメージがまとわりつきます。 しかもラダックのパシュンですから、30万円するなんてところもザラです。 ところがこれは、今回はその十分の一くらい。 インドに直接おもむき、現地でやり取りしているnimai-nitaiさんだからこその離れ業。 ・・・なんだか通販番組みたいになってしまいました。 が、本当にオススメなんです。 さて、本ブログをご覧いただいている皆さまは、早速「パシュミナ ストール」と検索していることでしょう。すると数千円から見つかりますね。 ・・・で思う疑問。パシュミナって一体なんなのでしょう? 正確には、そして今回丸杉が取り上げたパシュミナは インドのラダック地方のパシュンという山羊の毛を使った織物(ストール)のことをさします。(ネパールのものも元々パシュミナと呼んでいますが、こちらはカシミヤ山羊の毛とシルクでおられたストールが元のようです) パシュンの毛はとっても細いため、機械製糸や機械織りができません。 なので、糸は手紬、織りは手織り。 そんなとっても細い糸で作られた織物がパシュミナっていうんだそうです。 毛の種類は表記上カシミヤやウールとなっていることが多いんですが、これは日本の製品表示にパシュンがないための策で、実は別物。 カシミヤは本来カシミヤ山羊の毛をさします。 ・・・ここまでならカシミヤもパシュミナもいいんですが、先進国でパシュミナが流行ってしまった結果、パシュミナの捉え方が広定義になってしまったんです。 もともとパシュミナの明確な定義がなかったんですね。 それで、カシミヤ山羊でもパシュンでも無いウール繊維のものまでパシュミナと呼ばれるようになってしまいました。さらにさらに定義が広がり、なんと化学繊維のものまでパシュミナと呼んでいるとのことです。しかも地域はインドもネパールも飛び越えて中国や東南アジアでも作られるそうです。 ”パシュミナ”や”カシミア”という高級そうな名前に囚われてしまうことないよう、皆さまには是非、素材を持ってその触り心地を確かめてもらいたいです。 さてさて、 そんなラダックのパシュンの手織り手紬のパシュミナストール(・・・ここまで書かなければいけない現状に涙) 丸杉で触っていだけますので、是非お気軽にご来店を。 ...

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着物

シアトルから塩まゆの着物でお茶会に

先日シアトルの知人と京都でお会いしました。 なんと裏千家の宗旦忌にシアトルから訪れたとのことでした。 そこに着ていかれたのは勝山健志さんの塩まゆ着物。 やはり、格段に美しく。 その着姿は皆さま並ばれているお写真の中でもその上品さがわかるようでした。 お写真には多数の方が写っていたためブログでの掲載は控えさせていただきました。 お色目は鮮やかの黄緑。 若草色と言うのでしょうか? 勝山さんの塩まゆは何色に染めても綺麗なのでこちらとすると本当に助かります。 やはり糸の良さが染め上がりの良さに直結するのでしょう。 単色で染たのに関わらず上品なグラデーションを感じさせるのが不思議。 紋のサイズは少し大きめ。 男と同じサイズで作らせていただきました。 女性の時代と言われて久しく 紋も控えめでなくていいかもしれませんね。 優しい紋でしたので、これもまた上品な仕上がりでした。 塩まゆではありませんが、勝山さんが新聞に掲載されていたそうです。 なんとも贅沢な襦袢です。 さて、お店は少し秋模様。 と言っても今日は冬のように寒いですね。 そんな時はコーヒーであったまりましょう。 27日の日曜日は13時から半日喫茶。 丸杉でコーヒーが飲めます。 ブレイクタイムに気軽にご利用ください。 ...

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イベント案内

<着物でお出かけ>丸杉会の様子

先日丸杉会を開催しました。 丸杉会とは・・・ お客様が 「着物でここに出かけたい!」 という情報を丸杉に発信。 丸杉から登録していただいている皆様に 「何月何日に着物で出かけます」 という情報を発信。 ・・・でみんなで着物で出かけよう そんな会です。 とっても気軽にワイワイとお出かけです。 さて、先日の丸杉会はというと、 若冲展と山本祐司のライブパフォーマンス見学 残念ながらスタッフは同行できませんでしたが、お客様同士で気軽に出かけていただきました。 まずは丸杉で簡単な食事。 皆様素敵にそれぞれお着物姿。 雨もなんとか小雨程度で良かったです。 お出かけの様子は残念ながら無いですが、また次回開催の際には報告したいと思います。 着物で出かけたい方 お気軽にお問い合わせください。 ...

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一珍染めのオリジナル着物

今日はきものでお出掛け丸杉会でした。 その様子はまた明日にでも さて本日の紹介は丸杉の力作 オリジナル着物の紹介です それはいっちん染めの着物 しかもただの一珍染めではなく、 書家の山本祐司先生と小牧耕一さんとのコラボレーション デザイン監修は勿論丸杉です 染めの良さもさることながら、祐司さんの筆使いも流石ですんね。 イメージは壁画。 原始の生命と勢いを感じさせてくれます。 もう作れない世界で一枚のきもの。 来月のお茶会に着て行かれるとのことで、帯をあわせに 気軽な見立て茶会 なので無地の洒落袋をコーディネートです この無地帯は生引きの草木染め。 だからとっても風合いと発色がいいんです。 そんな帯と着物の紹介でした。 お茶会が楽しみです。 ...

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【レポート】かけつぎの結果

結論。 「これは素晴らしい!」 という結果に。 何がかというと、衣類に開いた穴を直すというカケツギの技術。 先日このブログで書いた穴の開いたコート。 カケツギに出したあのコートが戻ってきました。 だいたい2週間くらいでしょうか? 早いですね。 これがその穴の開いたコート。 で、 これがカケツギ後。 嘘のような本当の出来事。 全く違うところを写真とったんじゃないか? なんて疑われるくらい全く穴がわかりません! 本当に素晴らしい技術ですね。 裏はこういうこと。 穴が開いた周辺の四角が全部裏に行き、表は同じ生地の不要なところからとってつけたとのこと。 織り目に沿って一本づつ糸を継いでいくそうなんです。 なんとなく理解はできますが、ここまで自然に直るのかとびっくりです。 もう一度写真だしますが。 これですから! 白い糸の右下あたり。 写真でも肉眼でもわからない仕上がりに興奮です。 大切な着物や洋服もこれで復活です。 ものは大事に使う そんな大切なことを教えられた今日1日でした。 穴が開いてお困りの方は是非一度相談してみてください。 ...

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お客様コーディネート

井原デニムの着物

今回岡山まで行ったのに井原に寄れなかったのはとっても残念だったのですが、帰った次の日に井原デニムの着物でお立ち寄りいただくという不思議。 そんな井原デニムは実は世界に誇るデニム。 有名ブランドのジーンズの多くを、井原デニムが手がけています。 グッチにシャネルにイブサンローランにヨージヤマモトに・・・・ あげればきりがないくらい本当に多くの有名ブランドに愛される井原のデニム。 正直 「デニムっていってもそんなに変わらないでしょう?」 なんて実は思っていました。 で、井原のションヘル織機で織られたジーンズを使用し始めて早1年。 もはや他のジーンズを履けなくなっていました。 やむおえずたまに履くんですが、蒸れてとっても嫌な気分になり結局井原デニムに戻る。 そんな繰り返し。 さて、今回着ていただいた着物はその井原デニムでできています。 これはションヘルで織られた訳ではありませんが、数百いや数千?あるデニム生地(大げさでなく井原には本当に山のように種類があるんです!)の中から丸杉が着物にとセレクトした一枚。 デニム着物の「ごわっ」とした感じがあまり好きではないので、綿着物のような風合いのデニムを選んでいます。 もちろんデニムも綿なのですが、一般的に14oz前後のものをデニムと呼ぶそうで、 それより軽いデニム生地を使っているため、軽く柔らかいデニム着物ができたというわけです。 帯はインドのブロックプリント帯。 裾には彼のオリジナル個人ブランドマークを純金で! そんな遊び心ある着物の紹介でした。 ...

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イベント案内

Sato2(サトウニット)揃っています(11月30日まで)

今日は今月末までの佐藤ニット展をご案内 世界のラグジュアリー・モードのデザイナーに愛され、オバマ夫人が好んだニット生地。 そんなニットの洋服 Sato2の洋服を現在丸杉で展示しています。 さて、何がすごいって その秘密は紡績にあります。 ここの紡績技術は素晴らしく、世界でも類をみない、14.8ミクロンのウール100%のトップメイキング(ワタづくり)を実現しています。 さらにそのトップ(ワタ)を実際に糸に紡ぐ技術力は佐藤繊維だけで、多くのデザイナーが海外から糸を買い付けに来るほど。 私も何度か糸の打ち合わせをしている所をお目にかかりました。 その極めて繊細な作業を可能にした立役者こそ、佐藤繊維の工場にある昔ながらの古い機械なんだそうです。 現代的な大量生産こそかないませんが、一つひとつの歯車の大きさや回転速度、撚りの加減などをきめ細やかに試行錯誤し作られるウール。 そんなウールで作られたニットが30日まで展示しています。 私がこのウールに驚くのは、素材感とデザインだけではありません。この素材感を持ちながら、非常に買いやすい価格になっていること。 これには毎度感心させられます。 いいものでも使っていただいてなんぼ。 作り手の想いが届いてきますね。 そんな使いやすい、ここち良いニット展 11月30日まで揃っていますので是非見に来てください。 ...

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