タイの優しい綿生地職人に出会う

16:16:00

タイというとタイシルクが有名だけど、実は綿も盛んなのはあまり知られていない。


特に山の方では山岳民族を中心に綿の生地を作っている村が点々とある。
綿と聞くと、tシャツや下着にも良く使われているし、身近で安いイメージが多いが、実は結構通をくすぐる素材だと思う。
あの柳宗悦が丹波布に惚れたように、綿は時にその目利きをして魅了する力があるようだ。
そして今回の旅の予想を超えた新しい出会いにそんな綿の作り手がいた。

コンケンに向かう地方の一角で、手で紡いだ綿を草木染めし手織りをしている職人だ。正直な人柄が話しぶりから伝わってくる彼女の名前は英語表記でJam-Jitさん

新鮮な心を意味する名前なのだとか
そんな彼女の作る生地は、控えめな彼女の態度が示すように、決してきらびやかではない。
しかし、優しく強い印象を受けた。
自ら栽培した綿を紡ぎ染め織る。本当に生活に根ざした綿を作っている。
この生地で着物や服を作ったらどんな心地がするか?どんな風合いになるか?今から楽しみだ。一先ずパンツと生地は23日からの店内で紹介したいと思う。

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