タイで出会った数々の生地
8:15:00タイでは本当に色々な生地に出会った。
生地に触れその糸と作り方を聞く
そんな繰り返し
この縞のシルクは草木染めされたとても綺麗で心地が良いシルク
数多くタイのシルクを見たけれど中でもかなりな上質なシルク。
横糸には手紡ぎの原始的な繭を生引きし使っている。
そしてこれが今度作りたいプレーンな生地に最も近いイメージ。
本当に色々試した中で、風合いを追求したら、結局最も原始的な生地に近づいていた。それは縦横共に原始的な黄金繭を座繰りし手織りした生地。
前回の綿と同じく強さと優しさが共存する。そんな生地に思えた。この生地つくりは焦らずじっくりとしたいので次回の課題。なんとなく作り手にも出会えたきもするし・・・
このあや織りの様な生地もとても風合いがいい。帯にしたらどうなるだろう?
ということでこれは早速オーダーしてみる
さらに面白い絣も。これは着物にどうだろう?・・・写真を撮り忘れました。
そんな風に本当にタイ中で作られる生地に出会ったし、それを生かす方法を考え続けた3日間。
まだまだ不明な点は多いけど、これだと思える生地作りに光明が差した気がする。
さてそんな織物天国タイを離れ次回は世界遺産の染物、バティックの考察を深めたいと思う。
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